北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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そう言えば今回はブレーキの他にもスプロケを交換して臨んだのです。

ドリブンスプロケを82Tから79Tへ。
ドリブンを小さくすれば低速トルクは犠牲になりますが、最高速が伸びるとのこと。エンジン保護のためにMAX回転数を下げて、スプロケで速度を稼ぐという作戦だったのですが、最終的にはMAX14500rpmまで回してしまいました。

さて、ドリブンを小さくしてどうなったかというと、やはり定石どうり低速トルクがなくなりました。立ち上がりでアクセルを踏んでもすぐに反応しないのです。ある程度回転が上がるといきなりドカーンと加速するのです。まるで往年のドッカンターボのようです。

トルクがあるとアクセルワークで姿勢を制御するのが楽なのですが、この仕様だとアクセルで姿勢制御することが難しい。そこで、加重移動を積極的に行い踏ん張ります。カペタほどではありませんがアザだらけになりましたよ。

その時の動画がコレ↓



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失敗!

何が悪かったのか、オーバーホールしたにも関わらず、ブレーキオイルが漏れています。

片側は復活したのですが、もう一方は最初よりも悪いんじゃないかってほど漏れております。結果、エアーがカミまくってブレーキ効かず。




もう一度バラしてやり直しです。

ダイちゃんの2号機は今回テストしてないのでコッチもどうなのか、多少の不安は残ります。


でも、悪い話ばっかりじゃありません。
ブレーキが効かないおかげで、車体をスライドさせて減速するのがうまくなりましたよ(笑)
それに最終コーナーの一歩手前、登りコーナーも新しい進入方法を発見。今までしっかり減速していたのですが、ココはかなりの登り坂のため多少オーバースピードでも曲がれる事が分かりました。
怪我の功名(笑)


気になるタイムは・・・


51秒99

やった、やりましたよ。ついに51秒台です。
ホントにギリギリですが(笑)

これでブレーキがしっかり効けばもう少しイケるんじゃないかと・・・
勝手に想像しております。


9月というのにこの気温。
(この温度計はちょっとおかしいですが)

この暑さ、ブレーキの不良などを考えたら合格点だと思います。
次回は文句なしの51秒台をねらいます。


おまけ

おわらのニューピットレーン

早くも接触跡あり。
このどう見てもタイヤ跡は右タイヤではなく、左タイヤのものだそうです。

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土曜日に研磨が仕上がる予定でしたが、夕方になってもまだ連絡がありません。
あまり催促はしたくないのですが一応電話します。

「K森さん、ローターま~だ~?」
「お、おう。もうちょっとまってくれ、今持ってくからよ」

1時間後ローター到着

「K森さん、もしかして忘れてなかった?」
「おうよ、電話あるまですっかり忘れとったわ、ワハハハ」

まあ、コレは趣味ですからね、お客さんの車なら笑って済ますわけにはいきませんよ。


さすがにピカピカ

さて、作業開始です。
せっかくバラバラになっているのですから普段は出来ない所も洗浄します。ブラシに灯油をつけて油汚れを落とします。ブレーキクリーナーも併用して隅々まで洗います。

次はベアリング洗浄。
我々のベアリングはラバーシールベアリングなのでゴミや砂が入りにくい構造なのです。しかし、それでも砂が入っています。手で回すとじゃりじゃり音を立てます。コレではイカン。
ラバーの隙間からパーツクリーナーを流し込み、手でベアリングを回します。それもかなりしつこく。
次は同じ手順でスプレーオイルを流し込みます。多少の違和感は残るものの、大分改善されました。

シャフトもヤスリをかけて錆びを落とします。
そしたらなんと、スポーンと入るではありませんか。抜けにくかったのはどうやら錆びと汚れのせいだったようです。
これに気を良くしてどんどん組み上げます。

が、

タイヤを付けてから気が付きました。ローター付けてない・・・
もう一度バラして組み上げます。


完成。 ピカピカです。

2号機も同様に組み上げます。
2台目ともなれば慣れたものです。

しかし!

ここですんなり終わらないのがこのブログのイイところ(?)


ベアリングが歪んでいるの分かりますか?

青色のベアリングホルダーから飛び出しているベアリングカラーが、目で見て分かるほどに歪んでいます。
当然シャフトは真っ直ぐ入りません。

あわててE村さんに電話しますが返答は簡単に、

「プラハンで叩いて直せ」

でした。

よくよく聞くと、ベアリングはそれ自体に自由度があり角度調整が効くとのことでした。ベアリングホルダーを外していないのならシャフトが入る位置が真っ直ぐな位置だ、と。

なるほど、ベアリングは3つありますから、3つとも抵抗なく入ればそれは真っ直ぐな位置なのですね。言われたとうり、プラハンで叩きながら角度を調整。すると、スポーンと入る位置がありました。
よかったよかった。

もし、ベアリングホルダーを外していたらエライことになる所でした。
ベアリング自体に角度調整機能があるのですから、最悪の場合斜めにシャフトが入っていても回るのです。

わずかな抵抗も嫌うカートにおいてアライメントのズレや、不完全な抵抗は致命的です。
わずかな抵抗もロスにつながるためにトーは+-ゼロが基本ですしね。

何とか現状復帰できました。
次回の走行が楽しみです。



使った油脂類

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なんだか増えて来ました。
ハスッチの名前が多いのはどうしてでしょう?

一番左のピストンがナラシ中にブローしたピストンです。
すごく綺麗なんですが、焼けてます。

このピストン1つにつき15000円~20000円が消えております(笑)

PRDのメーカー公称のMAX回転数は15000rpmです。
だもんで、14500rpmになるようにセッティングしてあるのですが、コレがヤバめのセッティング。
誠に調子よくフケ上がり、おわらの1コーナーできっかり14500rpmになるのですがこんなに頻繁にブローしていたのではたまりません。

現在は少し濃いめにして13500rpmをMAXにしてあります。
この仕様だと1コーナーの手前、ゴールラインあたりでフケきるのです。わずかですが伸びない時間があるのです。

そこで、次回はドリブンスプロケを82Tから79Tへ交換し、最高速重視にしてチャレンジです。79Tなら13500rpmでもスピードがのるハズ。
ハズ、ですよ。
ま、やってみないと分かりませんが。

あとは犠牲になる立ち上がりをどう処理するかですね。

これで52秒を切ることが出来るのか?!

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ピストン他、各パーツはまだ届かないので、その間にブレーキローターでも研磨しようかな?

って思ったのが間違いでした。

ローターを外すためにはシャフトを外す必要があり、その作業が思いの外大変でした。


まずはタイヤを外し、スプロケ、カラー、ブレーキローターをゆるめます。


いきなりトラブル。六角レンチの頭が折れました(笑)
折れた頭をドリルを使って除去。ここでかなりの時間をとられましたよ。

精度バッチリの新車ならこれだけでスポーンとシャフトが抜けてくるそうですが、案の定ピクリとも動きません。

プラハンマーでコンコンたたきながら少しずつ押しだして行きます。



なんですんなり抜けてこないのかというと、答えはズバリ、シャフトが歪んでいるからです。一度修正はかけたのですがそれでも微妙に曲がっているよう。

ローターやキーを外しながらココまで到達。


この状態でシャフトを回転させると先端が大きくブレて、歪んでいるのがよく分かります。

同じ作業をもう一度行い、1号機、2号機共々ローターを外すことができました。



外しながら気が付いたのですがシャフトの歪みは私のコスミックの方がひどいようです。コッチの方はベアリングがコザって回らなくなるほど。

見ればやらない訳にはいきません。次回はシャフトの修正ですな。

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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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