北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
土曜日に研磨が仕上がる予定でしたが、夕方になってもまだ連絡がありません。
あまり催促はしたくないのですが一応電話します。
「K森さん、ローターま~だ~?」
「お、おう。もうちょっとまってくれ、今持ってくからよ」
1時間後ローター到着
「K森さん、もしかして忘れてなかった?」
「おうよ、電話あるまですっかり忘れとったわ、ワハハハ」
まあ、コレは趣味ですからね、お客さんの車なら笑って済ますわけにはいきませんよ。

さすがにピカピカ
さて、作業開始です。
せっかくバラバラになっているのですから普段は出来ない所も洗浄します。ブラシに灯油をつけて油汚れを落とします。ブレーキクリーナーも併用して隅々まで洗います。
次はベアリング洗浄。
我々のベアリングはラバーシールベアリングなのでゴミや砂が入りにくい構造なのです。しかし、それでも砂が入っています。手で回すとじゃりじゃり音を立てます。コレではイカン。
ラバーの隙間からパーツクリーナーを流し込み、手でベアリングを回します。それもかなりしつこく。
次は同じ手順でスプレーオイルを流し込みます。多少の違和感は残るものの、大分改善されました。
シャフトもヤスリをかけて錆びを落とします。
そしたらなんと、スポーンと入るではありませんか。抜けにくかったのはどうやら錆びと汚れのせいだったようです。
これに気を良くしてどんどん組み上げます。
が、
タイヤを付けてから気が付きました。ローター付けてない・・・
もう一度バラして組み上げます。

完成。 ピカピカです。
2号機も同様に組み上げます。
2台目ともなれば慣れたものです。
しかし!
ここですんなり終わらないのがこのブログのイイところ(?)

ベアリングが歪んでいるの分かりますか?
青色のベアリングホルダーから飛び出しているベアリングカラーが、目で見て分かるほどに歪んでいます。
当然シャフトは真っ直ぐ入りません。
あわててE村さんに電話しますが返答は簡単に、
「プラハンで叩いて直せ」
でした。
よくよく聞くと、ベアリングはそれ自体に自由度があり角度調整が効くとのことでした。ベアリングホルダーを外していないのならシャフトが入る位置が真っ直ぐな位置だ、と。
なるほど、ベアリングは3つありますから、3つとも抵抗なく入ればそれは真っ直ぐな位置なのですね。言われたとうり、プラハンで叩きながら角度を調整。すると、スポーンと入る位置がありました。
よかったよかった。
もし、ベアリングホルダーを外していたらエライことになる所でした。
ベアリング自体に角度調整機能があるのですから、最悪の場合斜めにシャフトが入っていても回るのです。
わずかな抵抗も嫌うカートにおいてアライメントのズレや、不完全な抵抗は致命的です。
わずかな抵抗もロスにつながるためにトーは+-ゼロが基本ですしね。
何とか現状復帰できました。
次回の走行が楽しみです。

使った油脂類
あまり催促はしたくないのですが一応電話します。
「K森さん、ローターま~だ~?」
「お、おう。もうちょっとまってくれ、今持ってくからよ」
1時間後ローター到着
「K森さん、もしかして忘れてなかった?」
「おうよ、電話あるまですっかり忘れとったわ、ワハハハ」
まあ、コレは趣味ですからね、お客さんの車なら笑って済ますわけにはいきませんよ。
さすがにピカピカ
さて、作業開始です。
せっかくバラバラになっているのですから普段は出来ない所も洗浄します。ブラシに灯油をつけて油汚れを落とします。ブレーキクリーナーも併用して隅々まで洗います。
次はベアリング洗浄。
我々のベアリングはラバーシールベアリングなのでゴミや砂が入りにくい構造なのです。しかし、それでも砂が入っています。手で回すとじゃりじゃり音を立てます。コレではイカン。
ラバーの隙間からパーツクリーナーを流し込み、手でベアリングを回します。それもかなりしつこく。
次は同じ手順でスプレーオイルを流し込みます。多少の違和感は残るものの、大分改善されました。
シャフトもヤスリをかけて錆びを落とします。
そしたらなんと、スポーンと入るではありませんか。抜けにくかったのはどうやら錆びと汚れのせいだったようです。
これに気を良くしてどんどん組み上げます。
が、
タイヤを付けてから気が付きました。ローター付けてない・・・
もう一度バラして組み上げます。
完成。 ピカピカです。
2号機も同様に組み上げます。
2台目ともなれば慣れたものです。
しかし!
ここですんなり終わらないのがこのブログのイイところ(?)
ベアリングが歪んでいるの分かりますか?
青色のベアリングホルダーから飛び出しているベアリングカラーが、目で見て分かるほどに歪んでいます。
当然シャフトは真っ直ぐ入りません。
あわててE村さんに電話しますが返答は簡単に、
「プラハンで叩いて直せ」
でした。
よくよく聞くと、ベアリングはそれ自体に自由度があり角度調整が効くとのことでした。ベアリングホルダーを外していないのならシャフトが入る位置が真っ直ぐな位置だ、と。
なるほど、ベアリングは3つありますから、3つとも抵抗なく入ればそれは真っ直ぐな位置なのですね。言われたとうり、プラハンで叩きながら角度を調整。すると、スポーンと入る位置がありました。
よかったよかった。
もし、ベアリングホルダーを外していたらエライことになる所でした。
ベアリング自体に角度調整機能があるのですから、最悪の場合斜めにシャフトが入っていても回るのです。
わずかな抵抗も嫌うカートにおいてアライメントのズレや、不完全な抵抗は致命的です。
わずかな抵抗もロスにつながるためにトーは+-ゼロが基本ですしね。
何とか現状復帰できました。
次回の走行が楽しみです。
使った油脂類
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