北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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カーリースは損だよってことをお伝えしてきましたが、いよいよ終局です。

最後に2つだけカーリースの不利益をお伝えして悪口を締めくくりたいと思います。


【7年後の下取り価格】

7年後の下取り価格を予想して金額設定するのはいいですが、ハッキリといくらで買い取ると明記している会社はありません。

なぜ明記しないのか?

7年後の予想価格は買い取り価格保証ではないからです。

7年後にだいたいこのくらいだろうという金額を予想して設定していますが、その予想がドンピシャで当たるとは限りません。

従って相場が多少変動しても利益に影響の無いように若干低めの金額設定をしてあります。
7年後に返却された契約車輌の相場があらかじめ設定した買い取り価格より高かった場合、返金はあるのか?
ありません。

7年後の相場が設定金額より低かった場合はどうか?
追加で差額を請求される場合があります。
(※ リース会社によってこの対応は違うので注意)

どっちにしてもリース会社は損をしません。

そして7年後の設定金額が低いということはその分7年間の支払いが多いということになります。

カーリースによく似た支払い方法で残価設定ローンというものがありますが、コチラはローン期間終了後の車両価格を高く設定して月々の支払い金額を抑えているのが特徴です。


【残価にも金利がかかってる】
カーリースは7年後の価格を予想して差し引き、その残り分だけ支払う契約に見えますが、実際は違います。

7年間低い金額を払い続け最終支払日に設定した予想価格を一気に支払う契約なのです。
その支払いは車輌を返却(リース会社に売却)することでまかないます。
つまり、最後に物(この場合は車)で支払うワケです。

ここ大事よ。

「物」で支払うから程度が悪かったり相場が安くなったりすると問題があるのです。

あと、物で支払うことを約束していますが、その金額は初めから差し引かれているのでは無く7年後に精算するので結局金利は全額、全期間にかけられます。

ここではカーリースと残価設定ローンを一緒に説明していますが、金利のかけ方は同じです。

カーリースの場合は
金利→リース手数料
残価→7年後の設定価格
と読み替えてください


残価設定ローンにも文句はあるのですがソレを言い出すと終わらないのでやめときます。

ざっと6章にもおよぶ大悪口でしたが言いたいことは出し切りました。


最後にちょこっとフォローだけして終わります。


次が最後

つづく


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