北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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最近 ロータックスMAX は人気があるようです。
鈴鹿で200台以上の参加台数があるような人気カテゴリーとのこと。

そのMAXの指定タイヤが今年から新しくなったというお話です。
今まではD2という銘柄でしたがD5というハイグリップタイヤに切り替わりました。

今回の記事はMAXユーザーのいないウチのチームにはあまり関係の無い話かもしれませんが、MAXと混走する可能性がある場合には気をつけなければ行けない事柄です。


これは2月10日に瑞浪に走りに行ったときの話。
この日はMAXがかなりの台数走って、寒いのに路面グリップは高い感触。
走った感じは悪くないのですが、走行後のタイヤを見るとデロデロに溶けてダマが出来ていました。

夏場のラバーが乗った路面でよく見られるアレですね。
いろいろエア圧を調整しても改善されず・・・
というか走行フィーリングは悪くないのです。

あれ?
これはもしかしてゴムを拾ってきてるだけじゃない?

かなりの台数のMAXがD5で走行していたのであり得る話。

過去の瑞浪のレース結果を調べてみると、D2を使っていた頃のベストタイムは46秒~47秒ほど。
それがD5を履くとタダの練習日のタイムで44秒~45秒ほどにまで上がっています。

ドライバーの力量、ウエイト、コンディションなど比較すべき基準が曖昧なので正確ではありませんが、概ね1秒~2秒ほどタイムアップしているようです。

タイヤが変わるだけで完全に別のカテゴリーになってしまいましたね。
そしてD5の美味しいところを探すべくMAXユーザーは一生懸命になっているようです。

我々SL勢も他人事ではありません。
そのD5で出来た路面をSLタイヤで走ると拾ってきたゴムがこんな感じになってしまいます。


松田君 作

瑞浪ではMAXとKTが同日に走るレースは無いはずなので影響は少ないかもしれませんが、練習日などでD5路面になった場合、ちょっとセッティングを考え直す必要があるかもしれませんよ。

MAXユーザーも手探りならSLユーザーも同じく手探りです。
早いトコ美味しいところをみつけないとね。

んで、私のロックシフターも同じく他人事ではありませんでした。


後で気がついたのですが、ラジエターの裏側が傷だらけになっていました。

基本的に小石等のゴミを踏んでも後方に弾かれるはずなので、ラジエターの裏側にダメージがあるのは解せん。

ラジエター表はそれこそ飛び石でついたであろう傷はあります。
しかしそれも少数。

これは乗りすぎたラバーがその粘着力でもって前方に飛んだことが原因ではないでしょうか?


フロントカウルの裏側にもゴムの跡があります。


さらには表側にも一部だけに集中してゴム跡があるのです。

これは推測ですが、ちぎれたタイヤカスがムチのようにしなって裏側も表側も叩いたのではないでしょうか?

聞けば、全日本のスペシャルコンパウンドを使用した夏場のレースで、タイヤがオーバーヒートしたときに同様の症状が出る事があるとか。

そんな夏場の特殊な状況でしか起こらないことが冬の瑞浪で起こる・・・
D5恐るべし。


ともかく、ラジエターフィンを壊してもイヤなのでこんなアイテムを買ってみました。


本来はラジエターに当たる風を整流するアイテムなのですが、取り付け方を工夫して物理的なガード機能を持たせようと思います。

取り付けレポートはまた今度!

では来週3/2(土)におわらでお会いしましょう!


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