北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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中古タイヤでタイムを出すセッティングをしても意味が無い。
フリーの残り時間は捨ててセットの見直しをせねば。

夏用のセッティングの話をする前に、夏の路面とはどういった物なのかをおさらい。


夏は路面温度が高いのでタイヤが溶けやすくなる。
グリップ感が上がる。
タイヤが熱ダレしやすい。

いわゆる「オーバーグリップ」や「重い路面」と言われる状況になります。
よく「グリップが上がる」と表現されるのでグリップが上がるのならイイ事じゃないか。
と思われるのですが、実際に上がるのはグリップです。
タイヤが路面に食いつく感じはあるのですが、
いつもより高いスピードで曲がれるワケではありません。
むしろ抵抗が増えてタイヤが転がりにくくなります。

なので、シャーシは柔らかくしなる方向へアジャストしなくてはなりません。

ただ、夏場のセッティングは人によって様々な方法があり、
「こうすれば正解」という最適解がありません。
人と真逆のアプローチで速い人もいますし。

今から書くのは私なりのセッティングなので人によっては当てはまらないかも知れません。
ご注意ください。


【TT】
タイヤは新品なので当然中古タイヤよりグリップは上がる。
しかし、感触から言えばグリップを逃がしたい。

タイヤをグリップさせたいけど路面に喰われたくない。
このバランスが肝。

今回、柔らかいシャフトに交換して臨んだレースでしたが、もう一段柔らかくても良かったかな?

TTは2ベアにしてシートステーも緩めてアタック。

タイムは 51.493 
やっと人並みのタイムが出た。

セオリーであればTTは2周目から3周目でベストタイムを出さねばなりません。
タイヤの皮むきを含めて5周くらいで切り上げるのが普通。

しかし、夏のセッティングが手探りなのと同様、夏のドライビングも定まっていません。
情報が少なすぎるのでいろいろ試しながら周回を重ねました。

なんせ2年ぶりのレースですもの。
思い出すまでいろいろ時間がかかるのよね。


ピットに戻ると一応トップタイムでしたが、山岸さんも折田君も渡辺さんもコースインしていない。

あ~、今から塗り替え祭りが始まるのか・・・・


【 TT結果 】予選グリッド
 敬称略
1位 20 山岸 51.013
2位 4  折田 51.305
3位 13 渡辺 51.436
4位 2  高桑 51.480
5位 27 中土 51.493
6位 6  更田 51.588
7位 28 津田 51.719
8位 46 大田 52.073
9位 25 吉川 52.190
10位 26 沢田 52.364
11位 5  西村 52.515
12位 44 末田 52.591



やっぱり塗り替えカーニバル。
結局5位まで落ちました。

TTにおいて再度アタックしてタイムアップすることなど稀ですが、
試したいこともあったので再度コースイン。

「逃がしたい」という一心でショートハブを試しましたがコレがまた最悪。
柔らかすぎてもダメだという事を確認。



さて、いよいよ予選です。

ここからは一発タイムじゃない。大事なのは順位です。
がんばろ~




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カートも売ってます。
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