北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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いよいよシリーズも Rd.7 大詰めです。
雨の予報もあり不安定な天候でしたが何とかドライ路面でレースすることができました。


さて、今回の Rd.7 はちょっと波乱がありそうな予感がします。

というのも、渡辺さんが Rd5 Rd.6 と2連勝したため、
今回はハンデとして
最低重量 149kg
2レース使った中古タイヤでの参戦

という条件を義務づけています。

さすがの渡辺さんでもこの条件下でのレースは厳しいものになるでしょう。

そしてもう一つの波乱要素がおわらの路面グリップ。

おわらサーキットは四輪、ドリフト、バイク、カートのマルチカテゴリーサーキットです。
そのため前日に何のカテゴリーが走っていたかで路面グリップは大きく変わります。

いち早くその日の路面グリップに合わせた者が有利となります。

ここ最近はおわらの路面グリップは格段に落ちています。
ナンの理由かは分かりませんけど。

以前はKT100 で51秒台が普通でした。調子の良いときは50秒台に入る感じ。
それが今は52秒台が普通で、51秒台に入るのがやっと。
50秒台なんて夢のまた夢。50秒台前半が出てて、49秒台が狙える事もあったなどウソのようです。

確実に平均1秒は落ちています。

が、

そんなモン、みんな条件は同じ。文句言ったって仕方ない。
「路面グリップが悪い」ということを頭に入れて走ればいいじゃないの。

その路面の悪さが今回はどんなドラマを生むのでしょうか?!


フリー走行はみんな52秒台、やっぱり路面は悪いようです。

そして2:30から始まったタイムトライアル。
通常は時間が進むほど路面は良くなる傾向なので、セットが決まっているドライバーは2:45ごろからコースインします。

スタート直後にコースインする人はセットが出ていないというワケではないので誤解の無いように。

今回スタート直後にコースインしたのは大橋さん、沢田さん、黒田さんの3人で52秒台のタイムが出ています。

そしてここで波乱が!

TT開始から5分経過した時点で雨粒がパラパラと落ちてきました!

バイザーを濡らす程度で路面には変化が無いように思えますが、僅かな水分でもタイヤのグリップを失わせるには十分。

全員ガタッとタイムが落ちます。

あれれ?
これはドライ路面に出した最初の3人がトップタイムなんじゃねーの?

沢田さんと黒田さんのフロントローを夢見つつ時間が経過していきます。

が、

波乱はここまで。

TT後半には雨も止み、タイムを出すべき人がしっかりタイムを出してTTは終了します。


【TT結果】(予選グリッド)
1位 28 津田 51.988
2位 12 酒井 52.073
3位 2  高桑 52.076
4位 13 渡辺 52.195
5位 24 沢田 52.209
6位 31 山下 52.403
7位 11 大橋 52.687
8位 10 黒田 52.694


唯一 51秒台に入れた津田さんがファーステストポイント(3p)をもぎ取りました。

前回に続きFPを獲得した津田さん、前回のレースはエンジンがかからずに予選を走行出来ないというトラブルに見舞われました。

今回は大丈夫でしょうか?

無事に完走して頂きたいものです。

次は予選です。




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