北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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さて、今日はケミカルのお話。

スプロケとチェーンの保護のためにチェーンオイルはこまめに塗布する。
コレ、常識ですよね。

バイク用と違いカートには粘度の高い物を使用するのが一般的です。
当社ではXeramic(セラミック)のチェーンスプレーを推奨しております。

コレは粘度が高くネバネバ糸を引く程なのにもかかわらず、浸透力も高いというスグレモノ。
内容量も500mlで2100円とお得感もあったのですが・・・

手に入らなくなりました(泣)

前回の石野で川口君と亀田君にお売りしたのが最後です。
八方手を尽くしましたがもう入手不可能です。
大事にお使い下さいな。


入手出来なくなったのには理由が有ります。
このセラミックのチェーンオイルはクラッチ付きエンジンに使えないのです。
その浸透力の高さからクラッチ内に少しでも混入してしまうとクラッチ滑りをおこしてしまうのです。

従って昨今のクラッチ付きエンジンの普及に伴い需要が激減したそうです。

ダイレクトエンジンはどんどん減少して押しがけを出来る人も減って行くのでしょうね・・・

とはいえ、なぜか我々の周りはダイレクトエンジンばっかり。
時代の流れに逆行してまだまだ押しがけをしますよ~


さて、それでは今後はどんなチェーンオイルを使いましょうか?
正直言って、チェーンオイルの違いは体感できるものではありませんので、
どれを使っても大した影響はないハズですが、
やっぱり「良い」と言われる理由が欲しいじゃないですか(笑)

そこで、今回も問屋を困らせて収集したデータに基づき、オススメをピックアップしました。


Xeramicホワイトタイプ
500ml 2100円

同じセラミック製品ですがこちらはオイルにパウダーが混ぜてあり、
クラッチ付きエンジンにも使用できるホワイトタイプです。
セラミックの良さを受け継ぎ、ダイレクトエンジンにも問題なく使用できます。
最近はこのホワイトタイプが主流で各メーカーから様々な種類が発売されています。


DIDチェーンルブ
420ml 2000円

コチラはネバネバ糸を引くタイプです。
大同はチェーンメーカーなのでこのチェーンルブが一番イイ!
って力説している人がいました。



yacco(ヤッコ)
400ml 2468円

コイツもネバネバ系ですが、塗った瞬間は意外とサラサラなのですぐにしみ込みます。
その後、乾くと糸を引きます。
内容量と値段で言えば他より少し割高ですが、これを推す問屋が多かったです。


上記3種は在庫がありますのでいつでもどーぞ。


パウダー入りのホワイトタイプが1本あればクラッチ付きにもダイレクトにも両方使用できますから、
みんなが使っているようにホワイトタイプで良い気がします。
しかし個人的にはあの粉を吹いて白くなった感じが「潤滑」と相反しているような気がして好きになれません(笑)
実際にはあのパウダーはイカした化学物質で、
ちゃんと潤滑しているそうなのでご心配なく。


ま、問屋のニュアンスは
「んなモンどれも一緒だろーがよ」
でしたけど(笑)














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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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