北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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以前、トリプルKのエキゾーストジョイントを使用するためにはチャンバーサポートの移動が必要、
という話を書きました。

チャンバーステーを逆に取り付けて解決したのですが、やはり1点止めはまずかったです。
緩んできました。

そこでトリプルKに不平半分で「どーすりゃイイのよ?」と問い合わせたところ、コレを使ってくれとのこと。





おお~なかなかイイじゃない。

で、いくら?

ん?なに? 13125円?!

んなもん買えるかーい!


今度はトニーカートに聞いてみました。
「なんかいい方法なーい?」

あ、それならコイツがバッチリですよ、と。


2730円

トニーのジュニアカート「ロッキー」のチャンバーサポートなのですが、
コレがドンピシャとのこと。
まあ、値段も許せる範囲。なによりOTK製品ってトコがいい(笑)

注文したのですが欠品しているそうで、代替品が来ました。
コッチはMAX用だとか。



めでたくACT.3にて解決となりました。


「初めからジャバラを使っておけば良かったのでは?」
なんてことは言わないで(笑)

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さて、コメントにて質問がありましたのでここでお伝えいたします。
ヤマハ KT100 のピストンのお話です。
 
2010年8月以降に製造されたKT100は新型のピストン、ピストンピンになっております。
それに伴い、SL規定でも新型ピストン、ピストンピンの使用が認められております。
 
【2010レギュレーション】
OK 旧型ピストン+旧型ピストンピン
OK 新型ピストン+新型ピストンピン
OK 新型ピストン+旧型ピストンピン
NG 旧型ピストン+新型ピストンピン

新型のピストンピンは肉薄の軽量タイプのため、
旧ピストン+新ピンの組み合わせだとかなり軽くなってしまうためNGなのです。
 
【2011レギュレーション】
NG 旧型ピストン+旧型ピストンピン
OK 新型ピストン+新型ピストンピン
OK 新型ピストン+旧型ピストンピン
NG 旧型ピストン+新型ピストンピン
 
2011からは旧型ピストンは全面的に使用不可となります。
旧型ピストンピンは使用可能ですが、どうせなら軽量の新型にしたいものです。
つまり、2011年は新型で統一する必要がありそうです。

この他に出場出来ない型式のエンジンやキャブがありますので
不安のある方はお気軽にお問い合わせください。
 

しかし、これはSLレースに出場する人の話です。

カート祭りは
「ダレでも気軽に参加しやすく」
を合い言葉にしておりますので細かいことは言いません。
KT100であればOKですよ。
あ、SPやFPはさすがに不可です(笑)

KTは製造開始からすでに30年以上も経過していますが、
劇的なモデルチェンジはほとんどありません。

新型パーツの投入の主な理由は「耐久性の向上」と「不正改造の防止」です。
10年以上倉庫に眠っていたような古いKTも新品KTもほとんど馬力に差はありません。
KTはそれだけ完成度の高いエンジンであると言えます。

「俺のKTは古いから遅いわ~」
なんてことはありません。ちゃんとオーバーホールすればカート祭りで十分戦えますよ。




 

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さて、行ってまいりました今年最初のカート走行。
昨年末から数えて3連続の石野サーキットです。

富山は雨模様でしたが石野は快晴。
朝は霜が降りていたりして午前中はまだ寒かったのですが、お昼くらいには上着もいらないほどの気温となりました。

この日のメンバーは私、川口君、折田君、そしてお久しぶりの西村さん。
あと、走らなかったのですがいちみ嬢。

走らない時のいちみ嬢はタイムを計ってくれたり、カートを持ってくれたり、偵察してくれたり・・・
何かと役に立つメカニックなのですが、たまに理不尽な要求をしてくるのが珠にキズ(笑)

「今から寒いって言った人はいちみに肉まん1個ね。」

どうやら私は彼女に肉まんを13個ほど進呈せねばならないようです(笑)
結局は渡していませんが後日進呈しましょう。
この肉まんが彼女のカートからウエイトを外し、さらには彼女自身の低重心化の一助となることを願ってやみません(笑)

本音を言えば一緒に走ってくれた方がイロイロ参考になるので、次回は是非とも走行してくださいね。


さて、ウエイトと言えば今回は川口君がウエイトを搭載して臨みました。
実は今までトニーの素のフィーリングを確かめる意味でウエイト無しだったのです。
我々はSL規格にあわせた145kgだったのですが、川口君は130kg!
実に15kgも軽かったわけです。

今回の川口君の課題は2つ。
バランスを崩さずに15kgのウエイトを搭載すること。
前回ウエイト無しの 38秒1 にどこまで近づけるか。目標タイムは38秒5

結論から言いますと・・・
あっさりクリアです。

彼のベストタイムは 38秒26
折田君のベストが 38秒20 ですからたいしたモンです。

え?私?
私のタイムは・・・ 38秒52 です。

ええ、そうですとも、負けました。
今まで彼が順調に良いタイムを出して上達してきても、心の中では「15kg軽いじゃん」
という思いがあったことは認めましょう。

しかし今回は完敗です。キッチリ同条件で負けました。
言い訳はいたしませぬ。

15kgのウエイトはデメリットであることには違いないのですが、
どうやら「低重心」と「加重のかけやすさ」というメリットももたらしたようです。
重量増がメリットをもたらしたということは正しくカートを操作できていることを意味します。
もし、ただ軽いだけで速かったならば重量増はマイナスにしかなりません。

こんな身近に新たな「目の上のタンコブ」ができたことを苦々しくも嬉しく思います。

私も頑張らなくっちゃ!

最終手段として大人気ない物量作戦を展開するのはもう少し後にとっておきます(笑)











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さて、今回はトリプルKから発売されたKT用のマフラージョイントのお話。

以前の記事でも書きましたがタダのストレートパイプはチャンバーを痛める可能性があります。
でもジャバラはすぐ崩れてボロボロになってしまいます。



そんな悩みを吹き飛ばすのがこの商品!
内径もピッタリで驚くほどカチッとはまります。
さらには外径でも受け止めているためチャンバーに対する攻撃性は低そうです。

前回川口君が装着して良い感じでしたので、今回は私も装着してみました。

ところが問題が発生。



ジャバラと違って排気漏れは皆無。
それは良いのですが、ジョイント部の自由度が無くなったためチャンバーがステーに接触してしまうのです。接触しないようにするためにはステーを低くする必要があるのですが、このままでは無理っぽいのです。

さて、どうしようか・・・

ジョイント部を甘くしてクリアランスを稼ぐか?
いや、せっかくの気密性はそのままにしたい。
よし、ステーの取り付けを変更してみよう!

ACT.0 (ノーマル状態)


ACT.1

ステーを前に移動してみました。

おお~
なかなか良い感じ。絶妙な配置でドコにも接触しません。
・・・あ~
チャンバーサポートが外側にきてしまいスプリングがチャンバーにかかりませんでした(泣)

ACT.2

逆転の発想。
まさしくステーを逆にしてみました。

キター!! コレだ!
ドコにも接触しないし取り付け位置も絶妙!

明日はこれで走ってみます。
ただ、ステーの取り付けネジが2つから1つに減ってしまいましたので、
振動でズレないか心配です。

オレンジボールを振られまくるのか?
はたまた気づかずにブレーキローターに接触してチャンバーに穴が空いてしまうのか?

トラブル前提かよ(笑)


明日の石野は今年初のカートです。
シーズンイン1発目はどんな感じになるのでしょうか?!

ま、ゆーても10日ぶりなだけですけどね(笑)






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さて、今日はケミカルのお話。

スプロケとチェーンの保護のためにチェーンオイルはこまめに塗布する。
コレ、常識ですよね。

バイク用と違いカートには粘度の高い物を使用するのが一般的です。
当社ではXeramic(セラミック)のチェーンスプレーを推奨しております。

コレは粘度が高くネバネバ糸を引く程なのにもかかわらず、浸透力も高いというスグレモノ。
内容量も500mlで2100円とお得感もあったのですが・・・

手に入らなくなりました(泣)

前回の石野で川口君と亀田君にお売りしたのが最後です。
八方手を尽くしましたがもう入手不可能です。
大事にお使い下さいな。


入手出来なくなったのには理由が有ります。
このセラミックのチェーンオイルはクラッチ付きエンジンに使えないのです。
その浸透力の高さからクラッチ内に少しでも混入してしまうとクラッチ滑りをおこしてしまうのです。

従って昨今のクラッチ付きエンジンの普及に伴い需要が激減したそうです。

ダイレクトエンジンはどんどん減少して押しがけを出来る人も減って行くのでしょうね・・・

とはいえ、なぜか我々の周りはダイレクトエンジンばっかり。
時代の流れに逆行してまだまだ押しがけをしますよ~


さて、それでは今後はどんなチェーンオイルを使いましょうか?
正直言って、チェーンオイルの違いは体感できるものではありませんので、
どれを使っても大した影響はないハズですが、
やっぱり「良い」と言われる理由が欲しいじゃないですか(笑)

そこで、今回も問屋を困らせて収集したデータに基づき、オススメをピックアップしました。


Xeramicホワイトタイプ
500ml 2100円

同じセラミック製品ですがこちらはオイルにパウダーが混ぜてあり、
クラッチ付きエンジンにも使用できるホワイトタイプです。
セラミックの良さを受け継ぎ、ダイレクトエンジンにも問題なく使用できます。
最近はこのホワイトタイプが主流で各メーカーから様々な種類が発売されています。


DIDチェーンルブ
420ml 2000円

コチラはネバネバ糸を引くタイプです。
大同はチェーンメーカーなのでこのチェーンルブが一番イイ!
って力説している人がいました。



yacco(ヤッコ)
400ml 2468円

コイツもネバネバ系ですが、塗った瞬間は意外とサラサラなのですぐにしみ込みます。
その後、乾くと糸を引きます。
内容量と値段で言えば他より少し割高ですが、これを推す問屋が多かったです。


上記3種は在庫がありますのでいつでもどーぞ。


パウダー入りのホワイトタイプが1本あればクラッチ付きにもダイレクトにも両方使用できますから、
みんなが使っているようにホワイトタイプで良い気がします。
しかし個人的にはあの粉を吹いて白くなった感じが「潤滑」と相反しているような気がして好きになれません(笑)
実際にはあのパウダーはイカした化学物質で、
ちゃんと潤滑しているそうなのでご心配なく。


ま、問屋のニュアンスは
「んなモンどれも一緒だろーがよ」
でしたけど(笑)














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富山で中古車屋やってます。
カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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