北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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【建前】
前回の津保川で取れたデータを検証し、
お互いにフィードバックし合って更なるタイムアップを目指します。

【本音】
前回の津保川では川口君に負けて悔しい思いをしたので、
今回はデータロガーを検証してやっつける糸口を探します。




上が私のデータ、下が川口君のデータです。
新旧のソフトの違いでセクター1とセクター2が逆になっていますが、どちらも津保川のデータです。

イイムラスタイルを多用する私のグラフはギザギザで、Gセンサーによるコースマッピングも出来ていません。
反対に川口君はボトムスピードを落とさないようにするスムーズで丁寧なドライビングです。
Gセンサーによるコースマッピングも出来ています。

グラフだけ見てもドライビングスタイルが分かります。
速い人のグラフはギザギザの少ない滑らかなグラフになることが多いそうですよ。
ちょっと悔しい(笑)



セクターのズレを補正して並べてみました。
コーナー名を記載してある場所はクリップではなく、そのコーナーの進入ポイントです。

1コーナーから3コーナーにかけては私の方が高い回転を維持しています。
川口君もここではアクセル全開のハズです。なのに徐々に回転が落ちているのはコーナリング時の走行抵抗だと思われます。
セッティングなのか1コーナーの進入姿勢なのかは分かりませんが、ココで少し損をしていますね。

3コーナー進入時の回転数も私の方が高いですが、コレは私が突っ込みすぎているせいだと思われます。
川口君の方が少し手前から減速しているようです。結果として3コーナー旋回中のスピードは川口君の方が速く、4コーナーまでの短いストレートでの回転数は彼の方が高くなるのです。

4コーナーの最低回転数を見ても私は6700回転ほどなのに対し、川口君は7300回転ほどです。
ボトムスピードを殺さず走る彼のスタイルが顕著に現れています。

5コーナーは短く強いブレーキングを心がけていましたので一気に回転が落ちます。
最低回転数は6800回転まで落ちますが、すぐに加速体制に入っているので落ち込みは一瞬でした。
対して川口君はここでもボトムスピードを維持する走りのようです。
6コーナーの回転数自体は高いものの、5コーナーから最終コーナーにかけては複合コーナーなので左右の切り返しに時間がかかっているようにも見えます。

最終コーナーは私はアクセルをワンオフしていますので一瞬の回転の落ち込みがあります。
川口君はどうしていたのか聞き忘れましたが、この緩やかなカーブを見るとアクセルを踏んだままチョンブレでしょうか。
ここはどちらが良いとも言えませんがグラフを見る限り、私の方が回転の立ち上がりは早いようです。

まとめると
私が得意なのは 1~2コーナー 5~最終コーナー
川口君が得意なのは 3~4コーナー

あれれ?これは2人のドライビングを混ぜればちょうどイイんじゃね?

う~ん川口君のアラ探しをする予定が冒頭の「建前」通りになってしまった(笑)

2台とも同じマシンで同じ様なセッティングですからドライビングの補正だけで実行出来るハズです。
これがうまくいけば2人とも大幅タイムアップしそうですよ。

ま、現実はそんなに甘くないですけどね~(笑)

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