北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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例のプロトタイプエンジンですが、なんだかバタバタしててやっと組み上げる事ができました。



これから少しずつセッティングして行きますが、なにぶん全くデータが無いのでトライ&エラーの連続だと思います。順次アップしていきますのでよろしくお願いいたします。

まずはスペック

クランクケースはRK100用
シリンダーはRK100用をボアアップして125ccにした物
ヘッドはボアアップしたシリンダーに合うように加工したRK100用
コイルはRK100用の追浜製
キャブはRK100用ワルボロ
クランクシャフトはPRDファイヤーボール用(水冷125cc)
クラッチはファイヤーボール用(通称6本爪)
ピストンはファイヤーボール用(55.60)

合体超獣タイラントのようなエンジンです。
問題はタイラントのようにイカしたエンジンかどうかですな。


さて、このエンジンを購入するにあたって私が考えたのは以下の2点。

1 オーバーホールする際に部品はあるのか?
2 部品が無い場合、通常のRK100に戻せるのか?

上記を確認するためにRK100と並べて分解して比較しました。


プロトタイプ


RK100

コンロッドは同じ。単純にシリンダーのボアアップ分だけピストンが大きいようです。


シリンダー

プロトタイプはインロータイプ。RK100も8000番以降はインローですが比較のRK100は古いためフラットタイプ。
もし、二機目を製作する場合はガスケットの関係でインロータイプで作る必要がありそうです。


プロトタイプ シリンダー裏


RK100 シリンダー裏

スリーブの外径は同じ。プロトタイプは限界まで削ってあるためスリーブが薄いです。

いろいろ比べてみましたが基本は同じようで、なんとかなるような気がしてきます。

問題1の部品供給に関しては、まだ現存するエンジンのパーツですのでなんとかなりそうです。

問題2のRK100に戻せるか?ですが、これもなんとかなりそうです。

しかし、バラしてみて耐久性に一抹の不安を覚えました。
スリーブが薄すぎ!(笑)
ブローしたらコンロッド突き破ってくるんじゃないの~

まあ、やってみないとね。

次回はナラシしちゃいます。

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