北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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「ファーストペンギン」って聞いたことあります?

水中に潜むシャチやアザラシの影に怯え、なかなか飛び込む事ができない膠着状態を打ち破る一匹。
群れの先陣を切って飛び込む勇者ペンギンの事だそうです。



一匹飛び込めばあとはご覧の通り。

水中にシャチがいなければ良いのですが、万一いたら・・・
絶望しかない。

動物番組なんかで見たことありますね。
さて、このファーストペンギンの話を踏まえて。


私は通勤時に県立東高校の前を通ります。
タイミングが合うと東富山駅から降り立った高校生が何百人と列を作って歩いているのが見られます。

そして彼らは最後に校門前の横断歩道を渡ります。
ここには信号機が無いので車の流れが途切れるのを待つ必要があります。

渡るのを待っている様はまさにペンギンの群れのよう。

そして、ここにファーストペンギンならぬファースト高校生が存在するのです。

ひとたび高校生が渡り始めるとかなりの足止めを喰らいます。
歩道が狭いせいもあって、何百人と途切れなく並んでいますからね。

それに対して、ドライバー心理としては車列を途切れないようにして渡らせたくないというのが本音でしょうか。

しかし、道路交通法では横断歩道に人がいて渡る様子であれば自動車は停止する義務があります。
従って、このシチュエーションならばドライバーは停止するのが基本です。

とはいえ簡単には止まってくれないので、多くのファースト高校生は左右を見てタイミングを見計らうのです。
ところが、今日のファースト高校生はひと味違いました。

こっちを見ない。全く確認しないのです。

これは止まるしかない。

その横顔には確固たる意思が感じられました。
「俺は渡る、おまえは止まれ」と。
その歩みは自動車が止まる事を確信している力強さがありました。

というのは勘違いでただのアホの子かもしれません。

ですが行こうと思えば行けた私が止まってしまいました。
これは事実。


ここからはカートの話。
「意思の力」これは確かにありますよ。
パッシングすると決めたら迷わず抜く。

抜こうかどうしようか迷ってから仕掛けて良い結果が出ることはありません。

何事にもできると信じる強い意志の力が必要です。

そしてソレを裏打ちするのは積み重ねた経験かもしれません。

練習を積み重ね自分を信じる強い力を身につけ、「ファーストペンギン」になってください。



ま、こんなことになるかもしれませんけど。
















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