北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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ご存じの方もいらっしゃいますが、山﨑さんにそそのかされてドラゴを買ってしまいました。

あと2週間ちょっとで鈴鹿選手権の最終戦。

このタイミングで新車投入。

練習もセッティングも不十分なまま、ほぼぶっつけ本番でレースに臨みます。




では、早速組み上げましょう。

今年の春にドラゴは一台組んでいますが、今回の秋のロットはいくつか変更点がありました。

まず。フレームの番号が違う。
春ロットは7番でしたが秋ロットはSR と記載してありました。
聞けば7番より少し柔らかいとのこと。

春ロットは全体的に硬い印象でした。このタイプはしっかり荷重をかけて反発を利用できれば抜群に速いのですが、ミスると修正が難しくラインの自由度は少なめ。

秋ロットが柔らかいとすれば幾分か自由度が上がって乗りやすくなっているはず。


次にシャフトが違う。
春ロットは11番 秋ロットは4番
4番の方が柔らかいです。


ホイールが違う。
春ロットはLZ製 秋ロットはKK製。


ブレーキマスターのリザーバータンクの位置が変更になっている。


春ロットはリザーバータンクがマスターの真上にあったので、NEKやJECKOのようなモモ下が長いシートだと干渉してしまいフルード交換がやりにくい。

今回の秋ロットではハンドルの下にリザーバーが移設されています。

あと、他にも春ロットで組み付けに不便を感じた箇所がちゃんと修正されていました。

全体的に、もはや次の年式のモデルなのかと思ってしまうほどの変更っぷりでした。





ここらへんの柔軟さがドラゴの良いところですね。
これを良しと見るか悪しと見るかは個人差がありますけど。

実は日本人はロット毎に変更されるのを嫌います。
2019年モデルと2020年モデルが違うというのは受け入れられても、
2020年春と秋で違う商品が届くというのは納得がいかない人が多いと思われます。

自分の後に買った人のモデルが改良されていると知ったらなんか損した気になりません?
しかもそのモデルがアタリだったらなおのこと。

逆に後期の改良版がハズレだった場合、これはこれで後に買った人から不満が出そうです。

どのロットも同じ製品ならこのような不満は出ません。
日本人は安定して商品が生産されることを好む傾向があります。


しかし、イタリアの主張は
「レース部品なのだから常にアップデートするのは当たり前。
ロット毎に違う製品が届いてもそれは仕様だ。文句言うな。」
と、こんな感じ。

まあ、ごもっとも。

どこぞのメーカーみたいにいつもいつも「去年と同じです」と言い続ける会社よりは好感が持てます。(個人の感想です)


とはいえ、みなさんご存じの通りカートの世界では必ずしも最新が最高ではありません。

今回の秋ロットが大ハズレの可能性だってあるのです。

こればっかりは乗って見ないと分かりません。

この変更点が吉と出るか?凶と出るか?

早く乗りたいワイ。





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