北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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■□■ SLインフォメーション ■□■

ついに来た。
来てしまった。
噂が現実の物になりました。

ヤマハ KT100 SD の生産終了
SLレースのSEC一本化
指定エンジンオイルの使用


BSのカートタイヤからの撤退、コロナの影響、ありとあらゆる要素が積み重なって、今カート業界が変革を迎えようとしています。

良くなるのか、悪くなるのか、それは分かりませんが「変わる」のは確かなことでしょう。

SNSでは大騒ぎです。

とりあえず真っ先に思いつく悪いシナリオはこんな感じ


○ SD から SEC に買い換える金銭的負担
○ 重量増によりオーバーウエイトとなってしまうユーザーが発生
○ それらの理由によりKT100でのレース活動を断念するユーザーが出る
○ 結果としてカート人口が減る
○ メシマズ


オーバーウエイト問題はレギュレーションで最低重量を増やすことで解消できそうですが、そうなると元々SECにウエイトをいっぱい付けている軽量ドライバーの負担が増えます。

アッチを立てればコッチが立たず。
難しい問題です。


今回のSEC一本化の告知にしたって反対意見は当然予想されていたでしょう。
にもかかわらず告知したということは、そうせざるを得なかった事情があることも忘れてはいけません。

私が思う一番最悪のシナリオはSDはおろかKT100そのものの生産終了。
ヤマハの完全なる撤退です。

これは一番困る。

個人的には私はSDの存続を望む側ですが、この最悪のシナリオを避けることが出来るのであれば「やむなし」と考えています。

どこも厳しいのよ。


ただ、ヤマハやSLOが考えているほどユーザーはKTを愛していないような気がするのです。

代わりとなる良いエンジンとカテゴリーがあればあっさりSLを見限ると思うのですよね。

一時期、PRDがKTのシェアを喰いまくったのをお忘れか?
理由は速くて安かったから。

今、このタイミングでそんなエンジンが現れれば乗り換える理由に十分なり得ます。


今回の「SEC一本化」の告知がヤマハのカート部門の存続に一役買うのか、
それとも崩壊への第一歩なのかはまだ分かりません。


現時点では情報が少なすぎて全体の流れが読めませんが、とりあえずこの第一報を聞いて感じた思いをまとめてみました。


みんな立場は違ってもカートが大好きなんだから業界が良くなるように協力しようぜ。





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富山で中古車屋やってます。
カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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