北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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お盆も終わって本日から通常営業の方も多いのではないでしょうか?
休みボケしてませんか?

私はお盆中ずっと仕事だったので関係ねぇけどな。


そんなお盆ですが、おわらでは10日はレースで、13日、15日、18日と走行枠がありました。
常軌を逸する暑さでしたが全部行ってきましたよ。



今回の目的は真夏に今ひとつパッとしないCRGのセッティングを煮詰めること。
年式問わずおわらでのKT2は真夏に調子を崩す事が多いのです。

これはCRG大好きッ子の私としては看過できない大問題です。

「おわらサーキットでは」という但し書きが必要ですが、
夏場は思いっきり緩めるか、
思いっきり硬めるかの二択。

【緩め】
一段柔らかいシャフト、前よりのシート位置など、リアを軽く動かす手法をとります。

対して、
【硬め】
シートは後ろよりにして、リアバンパー締め、トルクのあるギア比など、路面からタイヤを引きはがす手法になります。

経験則ですが30℃前後なら緩め、35℃を超える猛暑日なら硬めが良いと思います。


今回はカートに乗るのもためらわれる猛暑が続きましたので【硬め】で攻めてみました。

私の CRG KT2 は 2015年モデル。
長年使い倒してきたので、柔らかすぎると腰砕け感が出ます。
なので硬めた方が感触が良いことが多い。

やるなら思いっきりやって、そこから少し戻った場所がベスト。(のはず)


シート位置はキングピンから背もたれまで107cmほど、リアシャフトからの距離は20cmにしてみました。
かなりのリア荷重になります。

やり過ぎてフロントの反応が失われたのでキャスター角を思い切り寝かせ、且つキャンバーも大きくつけました。
アライメント的にフロントを入れる手法です。

CRGはもともとフロントの入りは良いのでアンダーにならない程度の味付けでOK

その他にはシートステーはダブルがけ(しかもクロス)3ベア、バンパー締め。リアトレッドは狭め。


いざ!コースイン。






ダメでした。

そりゃそうよね。
ロードレベルを彷彿させるじゃじゃ馬マシンに仕上がりました。
硬さが完全に抵抗になっている感じ。

蹴りの強さは欲しいのですが、もう少ししならせたいので少しずつ緩めていきます。

いろいろセッティングを変えつつ、最終的に感触が良かったのは、2ベア、バンパー緩め、シートステーはダブル、トレッドは狭め。
こんな感じに落ち着きました。

フロントの極端なアライメント以外はノーマルセッティングになってしまった。

いろいろやって最終的に元に戻る。
良くある話ですよ。




マシンの持つ特性もあるので100点満点とは言いがたいのですが、80点くらいの仕上がりにはなったと思います。

まあ、暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったものでこの猛暑もあと僅か(と信じたい)

この後の季節、30℃を下回るようになったら路面状況の方がCRGに寄ってきます。
春、秋にべらぼうに強いCRGの季節がやってきますよ。



とはいえ、残念ながら次回のレースは8月31日、まだまだ暑い。
CRGにとっては苦手な季節。

反対に夏にべらぼうに強いのはトニーカートのVENOXですね。
いつの時代のカートだよ(笑)

2004年のいにしえのカートですが、15年の歳月を経て「おわら」「SL17」「真夏」という条件が揃ったときに信じられないパフォーマンスを発揮します。

もしかしたら次のレースは何かが起こるかもしれませんよ~


次回のレースは8月31日(日)です。(誤)
次回のレースは8月31日(土)です。(正)
お楽しみに!!

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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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