北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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12/30 行ってきました瑞浪遠征。
今回のメンバーは私、折田君、西村さん、沢田さん、津田さん、大田さんの6名。
結構な大所帯となりました。

コース改修後初めての瑞浪。はてさてどんな感じなんでしょうか?

今までは1コーナーからコースインしておりましたが2コーナーから合流する形に変更されています。

その分押しがけ区間は長くなったのかと思いきや?
今まで通りピットロード出口で押しがけ禁止となっております。

瑞浪はハイスピードコースなので押しがけ中のカートと走行車両が接触してしまうと双方大ダメージを負います。
なのでこのあたりは大変気を遣うところ。

合流車線のおかげで若干2コーナーの入り口が広く使えます。
ココを広く使った方が良いのかどうかは分からず終いでしたが、これからは左後輪を落としてのスピンはしなくなりそうです。

5コーナー(だっけ?)いわゆるヘアピン区間の進入も出口も広く改修されていました。
オーバーランの危険度が減りましたね。クリップ付近も再舗装されてキレイに。

タコツボ~裏ストレート~S字は変わらず。

そして最終区間の「ボッコン」が無くなりました。
このくぼみが無くなったことでラインの自由度が上がっています。
ですが、今まで通り「ボッコン」を通らないラインが良いような気がします。
・・・いや、どうなんだろね?



やっぱ瑞浪は面白いですね。
まあ、どこのサーキットへ行っても面白いとしか言いませんけど(笑)

そうそう、瑞浪は年末年始ずっと営業だそうですよ。
1月1日から営業してるサーキットなんて初めて聞きました。
お時間のある方はどうぞ~

次の社会不適合遠征(2017)は1月1日に行っちゃう?



さて、今日で2015年も終わり。
今年もいろいろありましたね。
来年もカート三昧でいきますのでどうぞよろしくお願いいたします。


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本日は12/28日、いよいよ年末も押し迫ってまいりました。
多くの会社は今日で仕事納めでしょうか。

ウチは明日まで営業です。
年内の仕事はあらかた終わっているので特にやることも無いのですけど。

12/28 通常営業
12/29 通常営業
12/30 休業(瑞浪遠征)
↓ 
1/3 休業
1/4 通常営業


30日の瑞浪はバッチリ晴れそうなので予定通り遠征します。
当日は現地でお会いしましょう!


思えば本年もいろいろな事がありました。
カートシリーズもハイレベルな戦いが繰り広げられ、かつて無い盛り上がりとなりました。
おわら常駐のレンタルカートの開始、それに伴い新規のお客様の増加。

何よりも『私が楽しかった』です。

かのさかなクンさんもこうおっしゃっていました。
 オイ!そこ!軽々しく呼び捨てスンナ!
 さかなクンさんだろが!




ん?なんかジャニーズの画像が混ざってしまいまいたが気にしないでください。


自分がやって楽しいことは人に勧めたくなる訳ですよ。
ともすればウザいかもしれませんが、この楽しさを共有するためにどんどん広めて行きますよ~


本年も皆様のおかげで楽しく過ごすことができました。
引き続き楽しい事を発信できるよう頑張ってまいります。

それではまた来年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年最後(おそらく)の記事がこんなのなんて・・・
これもまあウチらしい(笑)



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オフシーズンに入りエンジンのオーバーホールのご注文を頂いております。
OHしたら避けては通れぬナラシ。

今回はそのやり方を
1人ずつ説明するのはメンドイので
正しくしく説明するために改めて記事にいたします。


エンジンのOHの仕方はお客様の使い方によって様々です。
バリバリのレース派の方、ホビー派の方、レンタルカート用、などなど。

弊社は特にご要望が無い場合はピストンクリアランスを標準より少し広めにしております。

ピストンクリアランスを広めにすると高回転が回りやすくなります。
隙間が大きいから当然です。

しかしそうすると、圧縮は低くなりトルク不足となってしまうので
ピストンリングをオーバーサイズの物に変更して対応します。

長く使えて、且つ元気のよいエンジンとなるよう心がけております。

「どうしても勝ちたいからスペシャル仕様にしてくれ、1レースだけ保てばいい。」
こんな男気のあるオーダーにもお応えしますよ。


さて、本題。
今回は弊社の標準仕様OHでのナラシの仕方です。


【低速ナラシ】
ナラシの時、キャブは濃いめにします。
混合比を濃いめにする方法もありますが、それだと今がどれだけ濃い状態なのか把握しにくくなってしまうので混合比はいつも通りでOKです。

べぼべぼ言ってるくらいでちょうど良いです。
ジャバラから黒い汁が飛び散るくらいが良いのでレーシングスーツは汚れます。

スタンド上でのナラシは特に必要ありません。

リアゼッケンに「ナラシ」とか「ナ」とかの文字をテープ等で作成し、貼り付けてコースイン。
コース上で低速走行するのは迷惑な行為ですがそこはお互い様。
なるべく譲り合い、他車のラインを邪魔しないような場所を走りましょう。

コースイン1周目は5000回転ほど、それ以降は6000回転~7000回転をキープしつつ周回を重ねます。

15分間走行



【冷却】
エンジンが手で触れる温度になるまで冷まします。
プラグを外し、アクセルを開けておくのも良いです。
夏場でもサーキュレーターなどの扇風機をつかうとかなり早く冷えます。
なんつっても空冷エンジンですから。

エンジンが冷めたらトルクレンチでヘッドを増し締めします。
(1.5kg/nm)


【中速ナラシ】
ココが一番大事で文章では一番伝えにくいところ。
7000回転+フルブレーキ 繰り返し 5分
8000回転+フルブレーキ 繰り返し 5分
9000回転+フルブレーキ 繰り返し 5分

エンジンにトルクの盛り上がりを何度も経験させることが目的なのでブレーキは強く踏み、素早く回転を落とします。

吐きそうになりますがそれくらいメリハリをつけてやってください。


【冷却】
増し締め


【高速ナラシ】
10000回転~11000回転 5分
11000回転~12000回転 5分
12000回転~13000回転 5分
最後は通常の走行を1~2周してピットインします。

ここまでの高回転になると正確に回転数をキープすることが難しくなります。
なので正確に時間キッチリやる必要はありません。
15分かけて10000回転から14000回転まで徐々に上げて行くイメージでOKです。


【冷却】
増し締め

これでナラシは終了です。
キャブを通常の濃さに戻し、プラグを掃除、または交換してください。



【注意】
湿気が悪影響を及ぼしますので、雨の日のナラシはお勧めしません。

ナラシ中はレコードライン以外の汚れた場所も走行する可能性が高いです。
ゴミの混入を防ぐためフィルター付きのノイズボックスの使用をお勧めします。


ナラシをしっかり出来たか否かでその後のエンジンのフィーリングが変わります。
元気の良い子に育てるには手間も必要ってことですね。

しかし、これだけ念入りに注意してナラシをしてもナラシ中に焼き付かせることがあります。
ナラシ焼きの原因は様々ですがこのメニューで行えば高確率で防ぐことができるハズです。

そして、最後に一つ。
ナラシ中はヒマです。ですがただ漫然と時間の過ぎるのを待つのはもったいない。

ナラシは低速でいつもは走行しないラインを走ります。
ということは何か新しい発見があるかもしれませんよ。

たとえば低速ナラシの7000回転キープ
7000回転とはおわらでいえば必須の最低回転数です。
2コーナー、5コーナー、6コーナーなどの低速セクションをノーブレーキで7000回転をキープしてクリア出来るならそのスピードが最低のボトムスピードということになります。

6000回転まで落として曲がっている方、もしかしたらもっと速くコーナーをクリアできるかもしれませんよ。

ナラシ中に「気づく」ことも多々あり。

面倒な作業ではありますが全てが実になると思ってトライしてください。

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12/12(土)津保川へ行ってきました。

快晴で気温も高く汗ばむほど。

津保川には温度計が設置されているのですが、この時期は到着時にマイナスの気温、お昼で2桁の温度になればラッキーってなもんです。

それが20℃を超える気温になったのですからまるで春のようでした。

この日のメンバーは私、渡辺さん、酒井さん、夏野君、松田君の5名。
夏野君と松田君は津保川初体験でしたのでとりあえず目標タイムを33秒台としておきました。

二人とも走り初めは36秒台だったのにあれよあれよとタイムを上げてすぐに33秒台に入る。
吸収はえーな。これが若さか。

私と酒井さんは首折れを警戒しセーブしながら走ります。
渡辺さんは200ラップ走っても折れないのは分かってるので、夏野君と松田君の首に興味あり。
仲間が増えることを期待します。


さて、誰より早く準備完了したのに誰より遅くコースイン。
走り初めて津保川の走り方をすっかり忘れていることに驚きました。
やっぱ継続して走らないとダメですね。

セーブしながらちょこちょこと走っていたのに、昼イチの走行で既に首折れが始まりました。
この時点でタイムは32秒4

本来なら午後から良いタイヤに履き替えてアタックするのですが、首が終わってしまったためこれ以上は望めず。

酒井さんも同様に首終了。


首折れ動画

※ 注意
この動画は酒井さんの首を笑う動画ではありません。
映っていませんが私も同様にポッキリです。

考えたら2人でポッキリですから外で見ている人はさぞ愉快だったことでしょうね。


期待のホープ2人は残念なことに首は丈夫でした。
走りまくっているのに全然平気。
くそ、これも若さか。

しかも夏野君なんかリブプロテクターを忘れてきたのです。
津保川でリブプロが無いなんて自殺行為。

なのに軍手をシートに張り付けていただけで全く平気でした。
なにそれ?その軍手はエクスジェルなの?

ヤツめ、意外とタフでいやがる。


やっぱ津保川は楽しいですね。
みんなで行けば尚更。

次回遠征は12/30(水)
今のところ瑞浪に行く予定です。

年末でバタバタしているかもしれませんが是非行ってきましょう!


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さて、久しぶりに真面目にカートの話でもしましょうか。

世界最高峰のカートレースと言えばCIK-FIA世界選手権です。
KFシリーズとも言われています。

カートの仕様をざっくり言えば
水冷125cc
セルスターター・クラッチ付き
変速機(ミッション)なし
最低重量 158kg
最高回転数 15000rpm

こんなカートで戦います。

それがヨーロッパでは来年からOKシリーズという新しいカテゴリーが始まりKFは無くなります。

※ 日本のみ2016年もKFを継続(その後は未定)

OK仕様のカートはこんな感じ
水冷125cc
ダイレクトエンジン(押しがけ)
変速機(ミッション)なし
最低重量 145kg
最高回転数 16000rpm


世界最高峰のクラスがまるでSLレースかのようなシンプルな車両規定に変更されます。

ローコスト、イコールコンディションを狙ってのことだそうです。
車輌重量の軽減はクラッシュ時のダメージも少なくなるとか。

でも、最高回転数が上がって、重量は下がる。
コレ、速くなるんじゃね?

よりドライバーのスキルが求められるカテゴリーとなりそうです。


ダイレクトエンジン・押しがけの復活。
これも見逃せない話題です。

おわらでは当たり前の光景ですが、これからは世界戦でも押しがけが見られますね。

上位カテゴリーのレギュレーション変更は少なからず下位カテゴリーへも影響を及ぼします。
各メーカーはOKシリーズに合わせてNEWモデルを発表してきます。
巡り巡ってOKフレームにヤマハKTを載せることになるのですから我々も無関心では居られません。

来年はどんな流れになるのでしょうか?
全く予想もつきません。

今からいろいろ楽しみですね。


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自己紹介:
富山で中古車屋やってます。
カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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