北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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カートの一時代を築いたヤマハKT100シリーズ
その主流であった KT100 SD(ダイレクト)が生産中止となり、2022年からはSLレースで使用できるエンジンは KT100 SEC(セル/クラッチ)のみとなりました。

そこでクローズアップされたのが重量問題です。

SECはSDに比べると7kg重いので、SDを積んだ状態で既に重量ギリギリだったドライバーはSECを積むと重量オーバーとなってしまうのです。

バッテリーを軽量の物に交換したり、燃料タンクを小型化したりと多少の軽量化の方法もありますが、SDより重くなるのは避けられません。

特にメタボ気味のオッサンが多く参加するスーパーSSクラスからは不満の声が聞かれました。

スーパーSSの最低重量を引き上げるとメタボ勢は納得ですが、そうなると痩せているドライバーはさらにウエイトを積むことになり、今度はガリ勢から不満が。

アッチを立てればコッチが立たず。

来年どーなんの?

それに対する応えがやっと出てきました。

■□■ SLインフォメーション ■□■

一応リンクは張っておきますが、どうもSLOの広報担当はPCに弱い人がやっているのかPDFの作り方がクソ下手です。

このままクリックすると文字化けしますので一旦ダウンロードしてからアクロバットリーダーで読み込んでください。

ま、そんな面倒をかけさせるワケにはいかないので抜粋します。

【今まであった既存クラスに重量変更は無し】
ヤマハSS 145kg
ヤマハスーパーSS 150kg
カデットなどその他の既存クラスも変更無し


【新たなクラスを新設】
ヤマハ155(仮称)155kg
年齢25歳以上
タイヤ BS SL17

メタボ勢のために新しく重いクラスを作ったからソッチで走ってね。
という具合にSLOからの回答が提示されたワケです。


この結論にたどり着くまで関係各位の皆様は大変ご苦労されたと思います。
どんな解決策も必ず不利益を被る人がいますから、問題の落とし所としてはこんな感じなんじゃ無いかと思います。

問題はヤマハ155(仮称)が鈴鹿で開催されるかどうかです。
開催されたとしてどのくらい人が集まるのか?焦点はソコですね。


現時点で予想される未来は2つ

【良い未来】
SSはこの問題の影響はあまりないので参加台数は変わらない
スーパーSSのメタボ勢がヤマハ155(仮称)という新天地へ移動
鈴鹿で開催されたとしても SS/SSS/155の3クラスが同時に開催されることは無いと思うので、それぞれの参加台数は減りにくい
155クラスがマイルドなクラスになれば新規参加者も入りやすい
単純にクラスが増えるので表彰台に上る機会が増える
結果として盛り上がる


【悪い未来】
スーパーSSの参加者が155クラスへ流出し、両クラスの参加台数が減る
作ったものの155クラスの参加は少なかった
もしくは鈴鹿で155クラスが開催されなかった
メタボ勢の活躍の場が減る→引退
結果として盛り下がる

私としても悪い未来は避けたいと強く思います。

SDの廃止、それに伴いSECへの一本化。
すでに決まった事に文句を言ったって仕方ありません。

今後はカート界に良い未来が訪れるよう皆で頑張っていこうじゃありませんか!


最後にひとつ。
SLOはPDFをちゃんと作れ。




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