北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
10月21日(土)はCRG試乗会をやりました。
この日の天候は曇りでしたが3時過ぎから雨が降り、試乗会は中止。
少ない時間でしたがそれでもCRGのポテンシャルを味わう事ができました。
まず、我々のホームコースであるおわらサーキットについてご紹介します。
全長1kmとカートコースにしては大きめのコース。
そして特筆すべきはそのカテゴリー。
ドリフト、グリップ、バイク、カート、およそ全てのモータースポーツカテゴリーが走行します。
他のカテゴリーを悪く言うつもりは毛頭ありませんが、様々な車が走るために日によってグリップレベルがコロコロ変わるのも特徴の1つ。
他のコースに比べて基本的なグリップは悪いです。
余談ですがヨーロッパのコースの多くはグリップが悪いと聞いています。
なのでお客さんには「おわらを走られればユーロで活躍できるぜ!」と言っています。
私、ヨーロッパに行ったことないけどね。
んで、本題です。
このようなサーキットを走るせいか、おわらのセッティングはフロントを喰わすことが大前提。
私の作るカートはシート位置を前寄りにしてフロントが入る仕様になっています。
リアは軽く、柔らかく、路面のギャップを「いなす」感じで仕上げます。
昨今のトレンドはシートはリアよりで、ブレーキの安定感と蹴り出しを重視しているのは知っていますが、おわらではこの仕様で好感触だったことは少ないのです。
ところがCRGジャパン様からお借りしたカートはまさに今のトレンド仕様。
シートがリアよりでしかも3ベアリング。(おわらでは2ベアが主流)
まずは小細工せずにお借りしたそのままのセットでテスト走行してみます。
シートはリアよりですがアンダーになるようなことは無く、前後のバランスはイイ感じ。
そしてブレーキがスゴイ効く。新品のせいか?
効き過ぎてアジャストするのに数周を要しましたがコレは武器になる。
立ち上がりの蹴り出しもCRGらしい蹴りで申し分なし。
よっぽど変なアクションをしない限りスライドして逃げるようなことは無く、
どんな場面でもカートを前に運ぼうとするチカラが感じられます。
総じて安定感が高いカートでした。
我々の世代はCRGと言えば「ロードレベル」のイメージですがその感触を思い出しました。
ロードレベルを引き合いに出すと、「扱いにくいカートなんじゃないの?」と言われそうですが決してそんなことはありませんでした。
例えて言うなら素直な言うことを聞くロードレベルみたいな?
それはもうロードレベルではないか(笑)
じゃじゃ馬でこそロードレベル。
おっと話が逸れました。
今回試乗した CRG KT2 2017モデル は良い意味でCRGらしさを色濃く受け継ぐカートでした。
入力に対する反応もシャープで且つ安定感もある。
しかし、限界が高い反面その一線を越えるとリカバリーの効かない破綻をしてしまうので注意が必要。
よく効くブレーキを武器にその限界点ギリギリを引き出すことが最大の課題だと思います。
ぬるいブレーキをしてるとコイツの良さを味わうことは難しいかもしれません。
総評としては おわらで戦えるカート だと言えます。
そして私好み(笑)
CRGジャパン様が作った今のトレンド仕様のカートでもおわらは問題無く走行できました。
これはおわらセオリーも一旦見直す必要があるかもしれませんね。
長くなりましたが、CRG試乗会のレポートでした。
この日の天候は曇りでしたが3時過ぎから雨が降り、試乗会は中止。
少ない時間でしたがそれでもCRGのポテンシャルを味わう事ができました。
まず、我々のホームコースであるおわらサーキットについてご紹介します。
全長1kmとカートコースにしては大きめのコース。
そして特筆すべきはそのカテゴリー。
ドリフト、グリップ、バイク、カート、およそ全てのモータースポーツカテゴリーが走行します。
他のカテゴリーを悪く言うつもりは毛頭ありませんが、様々な車が走るために日によってグリップレベルがコロコロ変わるのも特徴の1つ。
他のコースに比べて基本的なグリップは悪いです。
余談ですがヨーロッパのコースの多くはグリップが悪いと聞いています。
なのでお客さんには「おわらを走られればユーロで活躍できるぜ!」と言っています。
私、ヨーロッパに行ったことないけどね。
んで、本題です。
このようなサーキットを走るせいか、おわらのセッティングはフロントを喰わすことが大前提。
私の作るカートはシート位置を前寄りにしてフロントが入る仕様になっています。
リアは軽く、柔らかく、路面のギャップを「いなす」感じで仕上げます。
昨今のトレンドはシートはリアよりで、ブレーキの安定感と蹴り出しを重視しているのは知っていますが、おわらではこの仕様で好感触だったことは少ないのです。
ところがCRGジャパン様からお借りしたカートはまさに今のトレンド仕様。
シートがリアよりでしかも3ベアリング。(おわらでは2ベアが主流)
まずは小細工せずにお借りしたそのままのセットでテスト走行してみます。
シートはリアよりですがアンダーになるようなことは無く、前後のバランスはイイ感じ。
そしてブレーキがスゴイ効く。新品のせいか?
効き過ぎてアジャストするのに数周を要しましたがコレは武器になる。
立ち上がりの蹴り出しもCRGらしい蹴りで申し分なし。
よっぽど変なアクションをしない限りスライドして逃げるようなことは無く、
どんな場面でもカートを前に運ぼうとするチカラが感じられます。
総じて安定感が高いカートでした。
我々の世代はCRGと言えば「ロードレベル」のイメージですがその感触を思い出しました。
ロードレベルを引き合いに出すと、「扱いにくいカートなんじゃないの?」と言われそうですが決してそんなことはありませんでした。
例えて言うなら素直な言うことを聞くロードレベルみたいな?
それはもうロードレベルではないか(笑)
じゃじゃ馬でこそロードレベル。
おっと話が逸れました。
今回試乗した CRG KT2 2017モデル は良い意味でCRGらしさを色濃く受け継ぐカートでした。
入力に対する反応もシャープで且つ安定感もある。
しかし、限界が高い反面その一線を越えるとリカバリーの効かない破綻をしてしまうので注意が必要。
よく効くブレーキを武器にその限界点ギリギリを引き出すことが最大の課題だと思います。
ぬるいブレーキをしてるとコイツの良さを味わうことは難しいかもしれません。
総評としては おわらで戦えるカート だと言えます。
そして私好み(笑)
CRGジャパン様が作った今のトレンド仕様のカートでもおわらは問題無く走行できました。
これはおわらセオリーも一旦見直す必要があるかもしれませんね。
長くなりましたが、CRG試乗会のレポートでした。
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