北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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OWARAカートシリーズもいよいよ Rd.6
後半戦に突入しました。

台風の接近で前日の天気予報では雨だったのですが、
いざ当日になってみるとまさかの快晴。

「こんどこそ」とレインタイヤを用意した人も多かったのですが、残念ながら今回も出番はなさそうです。


この日は午前中に四輪の走行会があってドリフト車が多数走っていたようです。
そのため路面グリップは悪くゴミも多い状態。
まあ、いつものおわら路面ですよ。

1:30~ フリー走行
2:30~ タイムトライアル
3:30~ 予選
4:30~ 決勝

こんなタイスケなのですが、セッションが進むにつれて路面がキレイになるのでグリップはあがります。

しかし、時間が進むにつれ路面温度は下がります。

路面グリップが上がる要因と下がる要因が混在しているので、どのようにグリップが変化していくのか読みづらい。 
それがおわらサーキット。
何度も言いますが、おわらを攻略できればヨーロッパで通用しますよ。
ヨーロッパ行ったことないけど(笑)


そんなこんなで始まったフリー走行。
おわらのトップ陣でも52秒台に入るのがやっと。

時間経過に伴い少しずつタイムが上がってきたものの、
52秒4あたりがフリー走行でのトップタイムでした。

続くタイムトライアルでは皆さん新品タイヤを履きます。
松田君だけは家庭の事情で中古タイヤでした。
「おまえらなんか中古タイヤで十分だ」と言っていたかどうかは知りませんけど(笑)

TTが始まり各車タイムを刻み始めるも、やはり良いタイムは出ません。

コース上のゴミはキレイになりつつあるものの、路面温度が高すぎてグリップが喰われている感じです。

新品タイヤを履いたわりにはタイムが伸びません。

そんな中、夏特有のぬるぬる路面を攻略したのが沢田さん。
しばらく暫定トップの状態が続きます。

そうしてTTも半分が過ぎた頃、動きがありました。
酒井さんが唯一51秒台にねじ込みます。
51.987 というタイムをマーク。文句なしのトップです。

そして真打ちは遅れて登場すると言わんばかりに最後に出走した渡辺さんが、そのタイムを塗り替えます。
51.977
酒井さんとの差は僅か 0.01 秒。

それを見て酒井さんはあわてて再度出走しますが、今までの経験上、
再度アタックしても初回に出したタイムを上回ることは希です。

この時点で残り時間はあと10分。誰もが渡辺さんの勝利を確信しました。

が!

なんと酒井さんがさらにそのタイムを上回り 51.924 というタイムをたたき出します。
TTのジンクスをはねのける素晴らしいタイムアップを見せトップに返り咲きます。

残り時間はあと3分。

あと、コース上に残っているのは松田君と津田さんだけ。
松田君は中古タイヤだし、この時点でのベストは52秒半ば。

津田さんも頑張って走っていますが14周以上走り続けているし、52秒前半がいっぱいいっぱいの様子。

このまま終わると思われたTT、
しかしまだドラマがありました!

偶然なのか狙ったのかは分かりませんが、TT終了間際に津田さんと松田君が絡みます。
なんと津田さんは松田君のスリップを使い、最後の最後でドカンとタイムアップ。

16周目にして 51.922 というタイムをたたき出しました!

酒井さんとの差は僅か 0.002 秒!

TTトップは津田さんとなりファーステストポイントをもぎ取りました。


【TT結果】予選グリッド
1位 28 津田 51.922
2位 12 酒井 51.924
3位 13 渡辺 51.977
4位 1  末田 52.203
5位 24 沢田 52.467
6位 2  高桑 52.551
7位 3  松田 52.578
8位 10 黒田 52.774


こんなに手に汗握るTTは久しぶりです。



次は予選です。



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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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