北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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さて、津保川遠征の続きです。
前回のバイオハザード研究員の日記的な記事には1人からしか反応がありませんでしたが(笑)

実は、この日私はトニーカートレーサーEVR 2010モデルを津保川に持ち込んだのです。


さかのぼること3週間前。ウチのメイン取引先のトニーカートジャパンから連絡がありました。

「全日本選手権落ちのワークスフレームあるけど要る~?」
「いいね、それいくら?」
「×××円ほどで出せるかな?」
「う~ん・・・よし買った」

5秒ほど迷って決断しました(笑)

買ったけれど誰にも言わずに3週間、9/26の津保川遠征でお披露目です。
ですがマシンが届いたのは9/22、ギリギリでした。

マシンが届いたその日、折田君から電話があって今から来るという。
なんとタイミングの悪い!(良い?)

作りかけのマシンをハイエースの中に隠し、散乱しているパーツを片付け、何事も無い風を装います。

が!

しまった、このダンボール・・・
カートが入っていた巨大なダンボールがそのままです。

あわててダンボールを引きずって裏の物陰に隠しました。
ああ・・・山に死体を捨てに行く人ってきっとこんな気分なんだな~(笑)

何とかバレずに済みました。


そんなこんなでやっと仕上げたレーサーEVRですが、どうやら石川京侍君のマシンだったようです。
石川君といえば今年のSKFチャンピオン。全日本落ちって・・・これ!チャンピオンシップマシンじゃないの!

カート歴の長い人に言わせれば、昔はこういうワークスマシンをステッカー等そのままに乗るのがトレンドだったそうです。
街でたまに見かけるWRC仕様のインプレッサと同じ感覚でしょうか。

しかし、そんなミーハー丸出しの真似はできませんので、ステッカー類はすべて剥がしてしまいました。(申し訳ない)

ワークスマシンですからなにか特殊なパーツや加工などがしてあるのかと思ったのですが、取り立てて変わった所はありませんでした。(手放す前にノーマルに戻した可能性は否定できませんが)

それから、アライメントやシート位置、何か参考になることがあるはずと思い、くまなく点検しました。
しかし、見れば見るほど一般市販シャーシと同じでした。

ワークスがワークスたる所以は、パーツそのものではなく、体制であると言えます。
豊富なノウハウ、潤沢な資金、物量、人材それらすべてががワークスを形成しているのです。

つまり、ワークスマシンを手に入れたからと言って、私がいきなり速くなるかというとそうではありません。


とはいえ、今まで乗っていた死にかけコスミックT11よりは良いのは確実。

いろいろな思惑を含み遠征に臨みました。


つづく









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カートも売ってます。
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