北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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今日は結構ヒマだったので、オーバーホールするエンジンを準備しました。

KT100のクラッチ付きをSPクランクに入れ替えて今時のエンジンに仕上げようという魂胆です。

良い機会ですので、ここでKT100についておさらいしましょう。
ご存じのとうり誕生は30余年前、現在まで何度も小変更を繰り返すものの基本構造はそのままに、未だ現役のエンジンです。

その間に様々なエンジンが登場しては消えて行きました。
KT自身の派生モデル「KT100FP」「KT100SP」も表舞台から消えて久しいです。
それを考えると30年経っても現役のKT100SDはスゴイねって話。
スゲーぞヤマハ。

んで、これだけ長い期間製造しているエンジンですので型式もたくさんあり、レースには出られないKTも存在します。

2010年のSLレギュレーションによると使用可能なKTは以下の6種類のみ。
7YA 7YB 7YD 7YE 7YT 7YU

今から中古でエンジンを買う際には気をつけて下さいね。

この型式の中で現行モデルのKTは「7YU」です。
しかし、この7YUも発売は1996年からですので、すでに14年が経過しています。
したがってシリアルナンバーの違いで7YUにも様々なタイプが存在します。

本当の意味での現行モデルは2009年から発売された7YUです。
この年からSP用のクランクがKT100SDに採用され耐久性がアップしております。

さらに2010年からはピストンとピストンピンが変更となっております。

つまり、
型式7YU
SPクランク
新型ピストン、ピストンピン

これだけ揃っていれば現行モデルと言えるワケです。


それを踏まえて話は戻ります。


先日購入したKT100SC(7YU)、コレはクラッチ付きのためクランクの形状がちょっと違っていて、
ダイレクトとしては使いにくいのです。

これと、長年ウチに転がっていたKT100SPのクランクを合体させて、現行のKT100SDに仕上げようという計画です。





SPを分解してクランクを取り出しました。
後はゴミです。

ピストンだけは例のピストンコレクションに並べました。


焼いたピストンに焼いた人の名前を書いて並べてあるのですが、
「ハス」という名前が異常に多いのを見て笑えました。
元気にしてるか~?ハス。


今日はここまで。
明日は津保川遠征です。

なんでもマイカーズの方もいらっしゃるようです。
なんだか楽しくなりそうですよ~








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