北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
本日は10月1日。例年だと衣替えなのですが、今日も暑かったです。
やっぱり半袖ノーネクタイで過ごしてしまいました。
いつもなら北陸のカートシーズンは11月半ばまで、シーズンオフまであと1ヶ月半と言ったところなのですが、この調子なら12月も乗れるかもしれませんね。
さて、本日は「G」のお話。
チョイと長いかも(笑)
私のラップコムにはGセンサーなるものが装備されております。
これは文字どうり横G、加速G、減速Gを計測するセンサーです。
ですが、
「わー津保川の5コーナーで3Gだって~スゴーイ」
とか自慢するするための物ではありません。
車速センサーと併用する事によって、どれだけ進んで、どのくらい曲がったかが分かるのです。
コレによりコースマップを描く事ができます。
コースマップが描ければ、どのコーナーのどのあたりで回転が落ち込むか?車速はどうなのか?
など一歩進んだ分析が可能です。
まあ、十分に活用できてはいませんけど(笑)
で、
そのセンサーによると津保川での最大Gは4コーナーと5コーナーなのです。
個人的には1~3コーナーの方がキツイ気がしますが、ここでは2G前後。
4コーナー、5コーナーでは3Gほどを記録しています。
1~3コーナーはG自体は低めですが継続して体に負担がかかるためキツイと感じるようです。
4、5コーナーは瞬間的に3Gを記録しています。
ではこの「G」普段何気なく使っていますが、具体的には何kgなのよ?
という疑問が沸きました。
まず重力に対するGが1G。体重60kgの人が真下に感じる重みです。
我々は当たり前に生活していますがこの状態が1Gです。
無重力状態は0Gです。
ここで気をつけなければいけませんが、横Gに関して言うと、静止状態だと0Gだということです。
横G、加速G、減速Gは物体が動いて初めて発生するからです。
1Gの加速をし続けている60kgの人は真下に対し60kg、さらに後方に対して60kgの重さを感じます。
この「加速をし続けている」というところがポイントです。
Gは慣性の法則によって生まれるので、
「物体が止まり続けようとする力」と
「物体が動き続けようとする力」の
差が大きいほど強い「G」となります。
しかし、現実には加速し続けるにも減速し続けるにも限界があります。
時速100kmで走り続けている車の車内では、車も人間も時速100kmで移動しているため加速Gは感じることができません。
つまり、移動体においてGがかかり続ける状態はあまり無いと言えます。
ですが、例外が一つ。旋回Gはタイヤのグリップ力がある限りかけ続けることができるのです。
なぜ旋回Gはかけ続けることが出来るのかを説明するとページが足りなくなりますので省略します。(気になる人は遠心力、向心力で検索してください。)
カートの場合も同様で加速G、減速Gがかかるのは瞬間です。しかし、旋回Gは瞬間瞬間が連続して右に左にかかるのですから、たまりません。
3時頃の津保川ドライバーのほとんどが首折れ状態なのもうなずけます。
話は横にそれましたが、最大3Gかかるというのは前述の通り。
60kgのドライバーなら180kgの力でシートに押さえつけられている計算になります。
人間の頭部は約7kg、ヘルメットを入れ8kgだとすると、約24kgの力で横方向に引っ張られている計算になります。
こりゃ首を鍛えないとすぐバテちゃうね~
そういえば・・・首折れてからが速い特殊なドライバーも居ますね~(笑)
そろそろまとめます。
「津保川の5コーナーで3Gかかるんだぜ。約180kg、カートってスゲーだろ」
結局自慢した(笑)
追記
スペースシャトルの発射の時のGは3Gだそうです。
こちらはしばらくかかり続ける3Gですのでツラそうです。
F1の旋回G、減速Gは4.5G、加速Gは意外に少なく1.5G
スポーツタイプの乗用車の旋回G、減速Gは1G前後とのことです。
やっぱこうして比較してみるとカートの横Gはかなり高めです。
横Gでアバラを折る人がいるのもうなずけますね。
リブプロテクターは必須アイテムですね~
やっぱり半袖ノーネクタイで過ごしてしまいました。
いつもなら北陸のカートシーズンは11月半ばまで、シーズンオフまであと1ヶ月半と言ったところなのですが、この調子なら12月も乗れるかもしれませんね。
さて、本日は「G」のお話。
チョイと長いかも(笑)
私のラップコムにはGセンサーなるものが装備されております。
これは文字どうり横G、加速G、減速Gを計測するセンサーです。
ですが、
「わー津保川の5コーナーで3Gだって~スゴーイ」
とか自慢するするための物ではありません。
車速センサーと併用する事によって、どれだけ進んで、どのくらい曲がったかが分かるのです。
コレによりコースマップを描く事ができます。
コースマップが描ければ、どのコーナーのどのあたりで回転が落ち込むか?車速はどうなのか?
など一歩進んだ分析が可能です。
まあ、十分に活用できてはいませんけど(笑)
で、
そのセンサーによると津保川での最大Gは4コーナーと5コーナーなのです。
個人的には1~3コーナーの方がキツイ気がしますが、ここでは2G前後。
4コーナー、5コーナーでは3Gほどを記録しています。
1~3コーナーはG自体は低めですが継続して体に負担がかかるためキツイと感じるようです。
4、5コーナーは瞬間的に3Gを記録しています。
ではこの「G」普段何気なく使っていますが、具体的には何kgなのよ?
という疑問が沸きました。
まず重力に対するGが1G。体重60kgの人が真下に感じる重みです。
我々は当たり前に生活していますがこの状態が1Gです。
無重力状態は0Gです。
ここで気をつけなければいけませんが、横Gに関して言うと、静止状態だと0Gだということです。
横G、加速G、減速Gは物体が動いて初めて発生するからです。
1Gの加速をし続けている60kgの人は真下に対し60kg、さらに後方に対して60kgの重さを感じます。
この「加速をし続けている」というところがポイントです。
Gは慣性の法則によって生まれるので、
「物体が止まり続けようとする力」と
「物体が動き続けようとする力」の
差が大きいほど強い「G」となります。
しかし、現実には加速し続けるにも減速し続けるにも限界があります。
時速100kmで走り続けている車の車内では、車も人間も時速100kmで移動しているため加速Gは感じることができません。
つまり、移動体においてGがかかり続ける状態はあまり無いと言えます。
ですが、例外が一つ。旋回Gはタイヤのグリップ力がある限りかけ続けることができるのです。
なぜ旋回Gはかけ続けることが出来るのかを説明するとページが足りなくなりますので省略します。(気になる人は遠心力、向心力で検索してください。)
カートの場合も同様で加速G、減速Gがかかるのは瞬間です。しかし、旋回Gは瞬間瞬間が連続して右に左にかかるのですから、たまりません。
3時頃の津保川ドライバーのほとんどが首折れ状態なのもうなずけます。
話は横にそれましたが、最大3Gかかるというのは前述の通り。
60kgのドライバーなら180kgの力でシートに押さえつけられている計算になります。
人間の頭部は約7kg、ヘルメットを入れ8kgだとすると、約24kgの力で横方向に引っ張られている計算になります。
こりゃ首を鍛えないとすぐバテちゃうね~
そういえば・・・首折れてからが速い特殊なドライバーも居ますね~(笑)
そろそろまとめます。
「津保川の5コーナーで3Gかかるんだぜ。約180kg、カートってスゲーだろ」
結局自慢した(笑)
追記
スペースシャトルの発射の時のGは3Gだそうです。
こちらはしばらくかかり続ける3Gですのでツラそうです。
F1の旋回G、減速Gは4.5G、加速Gは意外に少なく1.5G
スポーツタイプの乗用車の旋回G、減速Gは1G前後とのことです。
やっぱこうして比較してみるとカートの横Gはかなり高めです。
横Gでアバラを折る人がいるのもうなずけますね。
リブプロテクターは必須アイテムですね~
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