北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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若い人、高齢者を問わず、コストを考えて車に乗るのをやめる人が増える。
これは仕方ない流れかもしれません。

ですがココ富山県において自動車に乗らない生活はかなり不便です。
自動車は無くてはならない生活必需品であると言えます。

車は必要、でも保険は高い。

こうなると、保険に入っていない無保険車が増えるのです。


ガソリンを入れないと走れない。
でも保険に加入していなくても自動車を運転することはできます。
それ自体は違法ではありませんし。

2009年現在の富山県の自動車保険加入率は 71.6% だそうです。
(財)自動車検査登録協力会調べ

つまり10台中3台は無保険なのです。
この数字をどう思います?


私は仕事柄、交通事故に深く関わります。
その中で「相手が無保険だった」というケースはやはり増えてきております。
ヒドイのは無保険、無車検だったというケースもありました。

自動車保険にさえ加入していないのですから、相手に賠償能力が無く、被害者が泣き寝入りすることもままあります。

こういったケースを避けるために、自己防衛として自動車保険は内容の充実したモノに加入しておく必要がありそうです。

無保険車対策に自分が保険に加入して高い保険料を支払う。
なんだか納得いきませんが、万一に備えておくことをオススメいたします。

備えあればウレシイナ、です。


保険料値上げに関していろいろ書き綴りましたが、
高くても入っておこうよという結論です。

事故で人生を狂わせた人を見てきておりますので。





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保険収益が減ったから値上げ。
でも、値上げにより適正な収益が得られるのか?

記憶に新しいところでは「たばこ税」
大幅値上げしたのに税収は65パーセント減でしたっけ?

取りやすそうなトコロから取っておけ、的な発想は危険なニオイがします。

そもそも「若者の車離れ」の一因は保険料の高額化ではなかったか?
景気の悪化や少子化など様々な要因はあったハズですが、私が肌で感じる「若者の車離れ」は保険料のリスク細分化から始まったような気がします。

18歳、免許取り立ての若者がシルビアのターボに乗ると・・・
保険料は年間20万円以上となります。

まず免許取得に35万円
安い中古車を買って 50万円
トドメが保険料 20万円オーバー

親は黙って100万円を用意しなくてはいけない、こんな時代が始まったのが15年ほど前。
2000年台に入ってからは若者にスポーツカーが売れない時代が到来。

どんどん若い人が車を欲しがらなくなって、今に至ります。


それと同じ負の連鎖が高齢ドライバーにも起こる気がしてならないのです。

自賠責保険が値上げということは車検代金が高くなるということ。
車検も保険も高い。
「ワシャ、もう車に乗るのやめるわ~」
って言い出すおじいちゃんが増えそうです。


大丈夫なのか?この業界?
書いてて不安になってきた(笑)

さらにはもう一つの不安があります。

長くなりましたので つづく



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さて、今回は本業のハナシ。

自動車保険と自賠責保険が値上がりとなるニュースはみなさんも耳にされたことと思います。

なんで値上がりするのか?

そもそも保険とは大勢の人でお金を出し合って、
事故などでお金が必要になった時にそのお金を利用する。
ザックリ言えばこんなシステムです。

当然、事故を何回も起こした人はペナルティとして高い保険料を要求されます。
また、「事故を起こす確率が高そうな人」も高い保険料を要求されます。
若いドライバーとかね。

これによりリスクとリターンのバランスは保たれているはずでした。

しかし、昨今の若者の車離れ、コンパクトカー人気により保険収益が減少してしまったそうです。
保険会社曰くですが。
私にはもっと他に理由がありそうな気がしてならないのですが、保険収益が減ったのは事実。

減ったから値上げ、誠に分かりやすい(笑)
ただ単純に値上げすると反発も多いので言い訳が必要です。

【言い訳】
リスクを細分化しより適正な保険料を算出する。

まずは60歳以上の高齢ドライバー。
高齢ドライバーの事故率が上がってきているので、ココ値上げ。
今までも若いドライバーは保険料が高かったんだから、安いのはいったい何歳よ?ってハナシ。
どーせ微妙に全部の年齢が値上がりするんだ。

車種別の事故率を細分化。
「アンタの乗ってる車は事故率が高いから値上げね。」みたいな。


事故率に沿って保険料率が算出される、このシステムは納得できるのですが、
そもそもダレが調べたドコの統計に基づいてるの?


結局は保険会社の提示してくる料金に我々代理店は従う他ありません。
お客様には保険会社を選ぶという自由はありますが、
この値上げの流れからは逃れることはできないでしょう。


しかし!

問題はここでは無いのです。
私が危惧するのはもっと別の問題なのです。

つづく









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さて、コメントにて質問がありましたのでここでお伝えいたします。
ヤマハ KT100 のピストンのお話です。
 
2010年8月以降に製造されたKT100は新型のピストン、ピストンピンになっております。
それに伴い、SL規定でも新型ピストン、ピストンピンの使用が認められております。
 
【2010レギュレーション】
OK 旧型ピストン+旧型ピストンピン
OK 新型ピストン+新型ピストンピン
OK 新型ピストン+旧型ピストンピン
NG 旧型ピストン+新型ピストンピン

新型のピストンピンは肉薄の軽量タイプのため、
旧ピストン+新ピンの組み合わせだとかなり軽くなってしまうためNGなのです。
 
【2011レギュレーション】
NG 旧型ピストン+旧型ピストンピン
OK 新型ピストン+新型ピストンピン
OK 新型ピストン+旧型ピストンピン
NG 旧型ピストン+新型ピストンピン
 
2011からは旧型ピストンは全面的に使用不可となります。
旧型ピストンピンは使用可能ですが、どうせなら軽量の新型にしたいものです。
つまり、2011年は新型で統一する必要がありそうです。

この他に出場出来ない型式のエンジンやキャブがありますので
不安のある方はお気軽にお問い合わせください。
 

しかし、これはSLレースに出場する人の話です。

カート祭りは
「ダレでも気軽に参加しやすく」
を合い言葉にしておりますので細かいことは言いません。
KT100であればOKですよ。
あ、SPやFPはさすがに不可です(笑)

KTは製造開始からすでに30年以上も経過していますが、
劇的なモデルチェンジはほとんどありません。

新型パーツの投入の主な理由は「耐久性の向上」と「不正改造の防止」です。
10年以上倉庫に眠っていたような古いKTも新品KTもほとんど馬力に差はありません。
KTはそれだけ完成度の高いエンジンであると言えます。

「俺のKTは古いから遅いわ~」
なんてことはありません。ちゃんとオーバーホールすればカート祭りで十分戦えますよ。




 

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さて、行ってまいりました今年最初のカート走行。
昨年末から数えて3連続の石野サーキットです。

富山は雨模様でしたが石野は快晴。
朝は霜が降りていたりして午前中はまだ寒かったのですが、お昼くらいには上着もいらないほどの気温となりました。

この日のメンバーは私、川口君、折田君、そしてお久しぶりの西村さん。
あと、走らなかったのですがいちみ嬢。

走らない時のいちみ嬢はタイムを計ってくれたり、カートを持ってくれたり、偵察してくれたり・・・
何かと役に立つメカニックなのですが、たまに理不尽な要求をしてくるのが珠にキズ(笑)

「今から寒いって言った人はいちみに肉まん1個ね。」

どうやら私は彼女に肉まんを13個ほど進呈せねばならないようです(笑)
結局は渡していませんが後日進呈しましょう。
この肉まんが彼女のカートからウエイトを外し、さらには彼女自身の低重心化の一助となることを願ってやみません(笑)

本音を言えば一緒に走ってくれた方がイロイロ参考になるので、次回は是非とも走行してくださいね。


さて、ウエイトと言えば今回は川口君がウエイトを搭載して臨みました。
実は今までトニーの素のフィーリングを確かめる意味でウエイト無しだったのです。
我々はSL規格にあわせた145kgだったのですが、川口君は130kg!
実に15kgも軽かったわけです。

今回の川口君の課題は2つ。
バランスを崩さずに15kgのウエイトを搭載すること。
前回ウエイト無しの 38秒1 にどこまで近づけるか。目標タイムは38秒5

結論から言いますと・・・
あっさりクリアです。

彼のベストタイムは 38秒26
折田君のベストが 38秒20 ですからたいしたモンです。

え?私?
私のタイムは・・・ 38秒52 です。

ええ、そうですとも、負けました。
今まで彼が順調に良いタイムを出して上達してきても、心の中では「15kg軽いじゃん」
という思いがあったことは認めましょう。

しかし今回は完敗です。キッチリ同条件で負けました。
言い訳はいたしませぬ。

15kgのウエイトはデメリットであることには違いないのですが、
どうやら「低重心」と「加重のかけやすさ」というメリットももたらしたようです。
重量増がメリットをもたらしたということは正しくカートを操作できていることを意味します。
もし、ただ軽いだけで速かったならば重量増はマイナスにしかなりません。

こんな身近に新たな「目の上のタンコブ」ができたことを苦々しくも嬉しく思います。

私も頑張らなくっちゃ!

最終手段として大人気ない物量作戦を展開するのはもう少し後にとっておきます(笑)











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富山で中古車屋やってます。
カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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