北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
さて、保険加入の大事さは口をすっぱくして言い続けておりますが、
皆さん車両保険にはご加入でしょうか?
車両保険は確かに高いですが、入っているとなにかと得することがありますよ。
【事故の際に過失割合でモメない】
車両保険に加入していれば過失が何割だろうと、基本的に修理代金の自腹はありません。
【自己防衛】
0:100のやられ事故で相手が無保険だった場合、さらにその相手に賠償能力が無かった場合。
こんなとき自分の車両保険を使って修理することができます(等級はダウンしますが)
【等級据え置き事故】
飛び石、いたずら傷(10円パンチ)はどんなに気をつけていても避けられません。
いわゆる不可抗力につき、車両保険を使って直しても等級は下がりません。
次年度は下がらない代わりに上がりもせず、前年度と同じ等級で加入することになります。
(等級据え置き)
さて、上記の【自己防衛】に関するエピソードをひとつ。
これは実際に私が体験したお話です。
皆さん車両保険にはご加入でしょうか?
車両保険は確かに高いですが、入っているとなにかと得することがありますよ。
【事故の際に過失割合でモメない】
車両保険に加入していれば過失が何割だろうと、基本的に修理代金の自腹はありません。
【自己防衛】
0:100のやられ事故で相手が無保険だった場合、さらにその相手に賠償能力が無かった場合。
こんなとき自分の車両保険を使って修理することができます(等級はダウンしますが)
【等級据え置き事故】
飛び石、いたずら傷(10円パンチ)はどんなに気をつけていても避けられません。
いわゆる不可抗力につき、車両保険を使って直しても等級は下がりません。
次年度は下がらない代わりに上がりもせず、前年度と同じ等級で加入することになります。
(等級据え置き)
さて、上記の【自己防衛】に関するエピソードをひとつ。
これは実際に私が体験したお話です。
平成18年の話です。
そのころ私は新車のエブリィに乗っていました。
新車でしたから車輌保険にも加入。
免責を5万円つけて保険料を下げておりました。
「免責」とは保険を使う際の自己負担金です。
分かりやすく言えば保険の使用料みたいなものです。
通常は免責を0円にするのが一般的ですが、
これを5万円や10万円に設定すると月々の保険料が安くなるのです。
で、その車で接触事故が発生。
スーパーの駐車場に停めておいたエブリィに軽トラがバックでぶつかってきたのです。
私は車の側にいましたが乗っておらず、当然 0:100 の事故となります。
警察も呼んで通常の事故処理をしますが、聞くと相手は保険に入っていない!
相手の車は失礼ながらボロい軽トラ。そして無保険。
私は自分が自動車屋であること、修理代金はキチンと払って欲しいこと、この2点を告げその場を離れました。
後日に出た修理見積もりは25万円、相手がちゃんと保険に加入していればすぐに支払われるのですが、今回は私が相手に25万円を請求しなくてはいけません。
案の定相手の賠償能力は皆無で、数ヶ月経っても一向に支払われません。
それで私は泣く泣く自分の車両保険を使いました。
修理代金の25万円のうち、免責金額の5万円を引いた20万円が自分の保険会社より支払われます。
その20万円に自腹で不足分の5万円を足して修理しました。
次年度の等級は下がるわ、自腹は切るは・・・
それでも車両保険に入っていなかったら25万円まるまる自腹でしたから、これでも不幸中の幸いと言えるでしょう。
しかし!これで話は終わらないのです。
これが事故でなく私が自分で電柱にぶつけたのであれば、これで保険処理は完了です。
今回は加害者がドコの誰か分かっているために損害賠償の請求権が保険会社に移動するのです。
保険会社は私に支払った20万円を回収すべく、加害者に再三の請求をだしたそうです。
私は私で免責の自腹分の5万円の請求を加害者に送りました。ダメもとでね。
さらに数ヶ月経過。
この話も忘れていたころ、裁判所から一通の封書が届きます。
「平成18年OO月OO日にxxxx(加害者)は自己破産申請を申し出、これを受理いたしました。貴方がxxxx(加害者)に対して持っている債権5万円は無効となります。」
自己破産したんだ!
どうやらこの一件以外にも多額の借金があったようです。
結果として、私も保険会社もこの人からは一銭も回収できませんでした。
何とも後味の悪い結末ですが、私には少しの出費と教訓が残りました。
似たようなシチュエーションでは、相手が外国人でモメてる間に国へ帰ってしまった・・・なんて話も聞きますよ。
新しい車に乗っている人はせめてエコノミー車輌だけでも入っておくことをオススメしますよ、ホント。
そのころ私は新車のエブリィに乗っていました。
新車でしたから車輌保険にも加入。
免責を5万円つけて保険料を下げておりました。
「免責」とは保険を使う際の自己負担金です。
分かりやすく言えば保険の使用料みたいなものです。
通常は免責を0円にするのが一般的ですが、
これを5万円や10万円に設定すると月々の保険料が安くなるのです。
で、その車で接触事故が発生。
スーパーの駐車場に停めておいたエブリィに軽トラがバックでぶつかってきたのです。
私は車の側にいましたが乗っておらず、当然 0:100 の事故となります。
警察も呼んで通常の事故処理をしますが、聞くと相手は保険に入っていない!
相手の車は失礼ながらボロい軽トラ。そして無保険。
私は自分が自動車屋であること、修理代金はキチンと払って欲しいこと、この2点を告げその場を離れました。
後日に出た修理見積もりは25万円、相手がちゃんと保険に加入していればすぐに支払われるのですが、今回は私が相手に25万円を請求しなくてはいけません。
案の定相手の賠償能力は皆無で、数ヶ月経っても一向に支払われません。
それで私は泣く泣く自分の車両保険を使いました。
修理代金の25万円のうち、免責金額の5万円を引いた20万円が自分の保険会社より支払われます。
その20万円に自腹で不足分の5万円を足して修理しました。
次年度の等級は下がるわ、自腹は切るは・・・
それでも車両保険に入っていなかったら25万円まるまる自腹でしたから、これでも不幸中の幸いと言えるでしょう。
しかし!これで話は終わらないのです。
これが事故でなく私が自分で電柱にぶつけたのであれば、これで保険処理は完了です。
今回は加害者がドコの誰か分かっているために損害賠償の請求権が保険会社に移動するのです。
保険会社は私に支払った20万円を回収すべく、加害者に再三の請求をだしたそうです。
私は私で免責の自腹分の5万円の請求を加害者に送りました。ダメもとでね。
さらに数ヶ月経過。
この話も忘れていたころ、裁判所から一通の封書が届きます。
「平成18年OO月OO日にxxxx(加害者)は自己破産申請を申し出、これを受理いたしました。貴方がxxxx(加害者)に対して持っている債権5万円は無効となります。」
自己破産したんだ!
どうやらこの一件以外にも多額の借金があったようです。
結果として、私も保険会社もこの人からは一銭も回収できませんでした。
何とも後味の悪い結末ですが、私には少しの出費と教訓が残りました。
似たようなシチュエーションでは、相手が外国人でモメてる間に国へ帰ってしまった・・・なんて話も聞きますよ。
新しい車に乗っている人はせめてエコノミー車輌だけでも入っておくことをオススメしますよ、ホント。
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