北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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さて、金曜フリー走行で不安しかなかったザウバー可夢偉ですが、なんと予選では大躍進!

タイムは10番手をマーク! しかもその後の審議の結果7番グリッドからのスタートが決まっています。

これにはちょっと複雑な事情があります。

レースに使用出来るタイヤの本数はレギュレーションで決まっています。
そのため、予選でガンバリすぎてタイヤを減らすより程々の順位を獲得できたら後は走らずにタイヤを温存するという作戦があるのです。

Q2終了後の純粋な予選タイムでいけば7~10番手はこの並び。
7位シューマッハ、8位セナ、9位ペトロフ、10位可夢偉

通常はQ3で更なるタイムアタックをしてタイヤを減らすより、温存させた新品タイヤで決勝を戦うのが一般的です。

しかし、可夢偉はQ3でもう一度コースに出てアタックを行ったようです。
レギュレーションによれば、Q3でタイム無しとなった場合、アタックをわなかったチームよりアタックを行ったチームの方が前になるというルールがあります。

タイヤを温存したチームより、タイヤを減らしてまでアタックしたチームの方が優遇されるという措置です。

いいですか、ここで重要なのは「タイム無しとなった場合」というところです。
タイム計測が正しくされた場合は純粋にそのタイムの速い遅いで順位が決まります。
しかしタイム無しとなった場合は上記のようなレギュレーションがあります。

ザウバー可夢偉はタイムを出すためのソフトタイヤではなく、グリップの悪いミディアムタイヤを装着してアタック。そして、あえてフィニッシュラインを通過せずにピットインしております。

これで先のレギュレーションのアタックを行ったがタイム無しという状況を作り上げたのです!!

コレをみて可夢偉以外のチームもコースインするものの、セッション時間切れでアタックしたとはみなされませんでした。

長い時間協議されたようですが最終予選結果はこの順位となりました。
7位可夢偉、8位シューマッハ、9位セナ、10位ペトロフ

完全にザウバーの作戦勝ちです。

なんだよ上位陣もスゴイけど中位陣もスゲーな!!
さすが世界最高峰のF1ですね。


そこで予選、決勝と観に行ってる飯村さんに電話してみました。


「どいがね?可夢偉スゴイねか!」

飯村
「おうよ、俺ちょっとアドバイスしてやったがよ。コーナーの突っ込み甘いゆーてよ。そしたらちょっと速なったちゃ。アハハハハハ!!」

飯村節サクレツです(笑)

さーて、決勝は午後から。
今日はワクワクして仕事になりませんな!


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