北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
レース
「レース」という単語を使うとJ○Fがみかじめ料を徴収しにくるので迂闊に「レース」とは言えません。
従って我々は「レース形式の走行会」とお茶を濁しております。
しかし、レースの定義とは速さを競う競争であるとされております。
つまり競い合うこと、それは「レース」なのです。
ちなみにレースという単語で検索をかけるとグーグル先生が一番上位に持ってきたのがコレでした。
レース編みじゃないの。
というかパイオツじゃねーか。
一番欲している情報の右斜め上の提示、ありがとうございました。
ちなみに
レース 競技 RACE
レース 編み LACE です。
のっけからブレブレのマクラでしたが、今回はレースとレギュレーションのお話。
カートというレーシングマシンに乗る者であれば誰でも「速く走りたい」そう思うモノ。
その技量の優劣をハッキリ示してくれるのがレースです。
カートはバトルして、ブチ抜いてナンボですからね。
なのでホビーカーターの方にも気軽にレースに参加できるように敷居を下げた「カート祭り」なんかを企画しているのです。
カート祭りは気軽に楽しんで頂くというのがコンセプト。
レギュレーションはユルくなっており、私も厳しいことは言わないのですが、
レースの本質は競い合い、「戦い」です。
上のカテゴリーに上がれば上がるほどレギュレーションは厳しくなり、その中で猛者どもがしのぎを削るワケです。
レギュレーションに合致しないパーツや改造は当然不合格なのですが、
見つからない = OKだろ
という悲しい風潮があるのも事実。
F1でもレギュレーションの隙間を縫うような新技術がどんどん開発されるじゃないですか。
速くありたいという欲求が技術の進歩を生み出すのは否定できませんが、それを黙認してしまうとカートの大前提である「イコールコンディション」が崩れてしまいます。
それを踏まえ今年、2013年からSL規定で追加されたのが下記2点です。
■■スキッシュエリアの測定■■
■■タイヤディストリビューション(SSのみ)■■
スキッシュエリアとは簡単に言えば燃焼室の広さです。
スキッシュエリアが狭ければ圧縮が上がりパワーが出ます。
しかし、以前のレギュレーションではガスケットが0.4mm以上であることという規定しかありませんでした。
そのためガスケットをそのままでシリンダーヘッドを研磨し圧縮を上げるという手法が横行したそうです。
シリンダーヘッドの加工は違反ですが見つかりにくい箇所ではあります。
そこで今年からはガスケットの厚みではなく、実際にスキッシュエリアを測定して両側合計4.5mm以上合格という規定となりました。
これによりエンジンパワーの均一化が図られました。
もう一つ、タイヤディストリビューションに関してです。
これはSSクラスのみの規定ですが、前日までに新品タイヤをコースへ届けておき、
レース当日にシャッフル抽選して配るというもの。
自分の持ち込んだ新品タイヤではなく、誰かの用意した新品タイヤを履くことになります。
全員新品タイヤなのになぜこのようなことをするのか?
タイヤにグリップ剤などを塗布しコーナリング性能を上げるという違反があったそうです。
これも見つけにくい違反です。
そのためタイヤの公平さを出すために抽選配布というレギュレーションになりました。
どうでしょうか?
公式戦とは言え、その中でも一番敷居の低いSLレースでさえこの有様なのです。
これを「そこまでするか?」と思いつつ、しかし「そこまでしてでも勝ちたいのだな」とインチキする人の気持ちも分からなくはないです。
そうまでして「勝ち」にこだわる姿勢は評価できます。手法は褒められませんが。
勝利は座っていて転がってくるものではありません。
勝ちたいのならば全力を出すべき、そしてそれはレース前からすでに始まっているのです。
この気構えが最後の100分の1秒を分けるのですよ。
猛者どもが猛者たる所以はこんなところなのでしょうね。
こんな世界をうらやましく思いながら、カート祭りはこうなって欲しくないと思う。
主催者のツライところです。
というわけで自分を高める意味でも一度公式戦に出てみませんか?
きっと得るものがありますよ。
直近では
6/30 石野 SLレース
7/14 瑞浪 SLレース です。
おっと忘れていました。
その前に 6/23(日)は カートシリーズRd2 です。
コチラも是非ご参加くださいね!
「レース」という単語を使うとJ○Fがみかじめ料を徴収しにくるので迂闊に「レース」とは言えません。
従って我々は「レース形式の走行会」とお茶を濁しております。
しかし、レースの定義とは速さを競う競争であるとされております。
つまり競い合うこと、それは「レース」なのです。
ちなみにレースという単語で検索をかけるとグーグル先生が一番上位に持ってきたのがコレでした。
レース編みじゃないの。
というかパイオツじゃねーか。
一番欲している情報の右斜め上の提示、ありがとうございました。
ちなみに
レース 競技 RACE
レース 編み LACE です。
のっけからブレブレのマクラでしたが、今回はレースとレギュレーションのお話。
カートというレーシングマシンに乗る者であれば誰でも「速く走りたい」そう思うモノ。
その技量の優劣をハッキリ示してくれるのがレースです。
カートはバトルして、ブチ抜いてナンボですからね。
なのでホビーカーターの方にも気軽にレースに参加できるように敷居を下げた「カート祭り」なんかを企画しているのです。
カート祭りは気軽に楽しんで頂くというのがコンセプト。
レギュレーションはユルくなっており、私も厳しいことは言わないのですが、
レースの本質は競い合い、「戦い」です。
上のカテゴリーに上がれば上がるほどレギュレーションは厳しくなり、その中で猛者どもがしのぎを削るワケです。
レギュレーションに合致しないパーツや改造は当然不合格なのですが、
見つからない = OKだろ
という悲しい風潮があるのも事実。
F1でもレギュレーションの隙間を縫うような新技術がどんどん開発されるじゃないですか。
速くありたいという欲求が技術の進歩を生み出すのは否定できませんが、それを黙認してしまうとカートの大前提である「イコールコンディション」が崩れてしまいます。
それを踏まえ今年、2013年からSL規定で追加されたのが下記2点です。
■■スキッシュエリアの測定■■
■■タイヤディストリビューション(SSのみ)■■
スキッシュエリアとは簡単に言えば燃焼室の広さです。
スキッシュエリアが狭ければ圧縮が上がりパワーが出ます。
しかし、以前のレギュレーションではガスケットが0.4mm以上であることという規定しかありませんでした。
そのためガスケットをそのままでシリンダーヘッドを研磨し圧縮を上げるという手法が横行したそうです。
シリンダーヘッドの加工は違反ですが見つかりにくい箇所ではあります。
そこで今年からはガスケットの厚みではなく、実際にスキッシュエリアを測定して両側合計4.5mm以上合格という規定となりました。
これによりエンジンパワーの均一化が図られました。
もう一つ、タイヤディストリビューションに関してです。
これはSSクラスのみの規定ですが、前日までに新品タイヤをコースへ届けておき、
レース当日にシャッフル抽選して配るというもの。
自分の持ち込んだ新品タイヤではなく、誰かの用意した新品タイヤを履くことになります。
全員新品タイヤなのになぜこのようなことをするのか?
タイヤにグリップ剤などを塗布しコーナリング性能を上げるという違反があったそうです。
これも見つけにくい違反です。
そのためタイヤの公平さを出すために抽選配布というレギュレーションになりました。
どうでしょうか?
公式戦とは言え、その中でも一番敷居の低いSLレースでさえこの有様なのです。
これを「そこまでするか?」と思いつつ、しかし「そこまでしてでも勝ちたいのだな」とインチキする人の気持ちも分からなくはないです。
そうまでして「勝ち」にこだわる姿勢は評価できます。手法は褒められませんが。
勝利は座っていて転がってくるものではありません。
勝ちたいのならば全力を出すべき、そしてそれはレース前からすでに始まっているのです。
この気構えが最後の100分の1秒を分けるのですよ。
猛者どもが猛者たる所以はこんなところなのでしょうね。
こんな世界をうらやましく思いながら、カート祭りはこうなって欲しくないと思う。
主催者のツライところです。
というわけで自分を高める意味でも一度公式戦に出てみませんか?
きっと得るものがありますよ。
直近では
6/30 石野 SLレース
7/14 瑞浪 SLレース です。
おっと忘れていました。
その前に 6/23(日)は カートシリーズRd2 です。
コチラも是非ご参加くださいね!
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