北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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シート位置は大事だよ、って話は前回の記事の通りです。
1cmずらしただけで挙動は激変しますからね。

では、シートの中身であるドライバーの体型はどうなのか?

ザ・座高!
別に「ザ」は必要ありませんけど(笑)

シート位置の変更とは重量バランスの変更を意味します。
であるならば、シートに収まりきらない上半身の位置も考慮すべきではないかと。

私は今までこの事について書いてあるカート本を見たことがありません。
ですから今日の記事は目からウロコの内容か、もしくは全く意味の無いクソ記事かのどちらかです。

それを踏まえて話半分に聞いてください。


座高と言っても身体測定で測るような背筋を伸ばして測った値ではなく、
カートに座った状態で地上から測った頭部の位置をここでは「座高」と呼ぶことにします。

小柄な人、大きい人、足のみじか・・・失礼。
とにかく体型は人それぞれ。当然座高は変わってきます。

座高が高い人と低い人ではコーナリング中の荷重のかかり方が違います。
一般的に低重心の方がコーナリングには有利とされていますが、座高が低く十分に荷重をかけることが出来ないドライバーはもっとシートを上にすべきなのです。

逆に座高の高いドライバーはシートを下げて取り付ける。
しかし、下げるには限界があるので寝かせる。
寝かせてリア荷重になった分シートを前に出して帳尻を合わせる。
こんな感じでしょうか。

2009年の鈴鹿ワールドカップで優勝したイントレピットのドライバー、
イヤニック・デ・ブラバンデルはマッチ棒みたいにひょろ長いドライバーでした。
彼のシート位置がどうだったか今となっては知る由も無いですが、何かスパイスがあったハズです。


前回の記事と重複しますが、なんでも面倒がらずに試してみる。
やはりコレが大事です。

推奨シート位置なんてあくまで目安。細長いイタリア人に合わせたセットではなく、我々日本人に合ったセットを探しましょう。

キャブ開度もエア圧もたしかに「良い」とされる値はあります。
ですが闇雲にそれを信じるのではなく、いろいろ疑ってやってみるとイイですよ。

キャブのニードルが知らぬ間にすり減っていて、通常あり得ない開度がベストだったとか。
信じていた高価なエアゲージが実は狂っていて今までとんでもないエア圧で走行していたとかね。


2回続けて、なんでもやってみましょうというお話でした。

しまじろうとやってみよう!
おとなチャレンジですよ。



おまえの耳はそこなのかよ!





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