北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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カートの2stエンジンの場合、上廻りのオーバーホールは15000円前後、下廻りを含むフルオーバーホールでも5万円前後と比較的安価です。

カートのエンジンは小さくてもレーシングエンジンですから、耐久性は低くても高出力を絞り出せる仕様が好まれます。

従って我々はエンジンをオーバーホールするという事に抵抗は感じません。


しかし、自家用車ではどうでしょう?

トランポとして絶大な人気を誇るハイエースなどはディーゼル車ならば20万キロくらいまで大きなトラブルもなく使用できます。
ガソリン車でも15万キロくらいまでは楽勝です。

今や日本車の技術は格段に進歩し、通常の使用方法であればエンジンをオーバーホールするということはほとんど無くなりました。

エンジンがダメになるくらいならば車輌本体も相当ガタが来ているハズなので、オーバーホールしてお金をかけるくらいなら乗り換えるのが一般的です。

ところが・・・

先日入庫したACA型のRAV4(H19年式)の話です。
このRAV4、異常にオイルが減るのです。
添加剤を入れてみたものの効果無し。

定期的に測定した結果、3000km走行するだけで1L以上のオイルが無くなることが分かりました。

外部に漏れ出た形跡もありませんので、おそらくオイル上がりを起こして燃えているのだと思われます。

19年式、6万キロで?
うそーん?!


結局はトヨタの保証で無料修理となりましたが、まさかこの年式でピストンを交換することになるとは夢にも思いませんでした。

エンジン内部はまるで何年も使い倒したイキかけのKTみたいな有様でしたよ(笑)

このRAV4のオイル異常消費は一部では有名な話だそうです。

調べてみると、ACA型のRAV4とACR型のエスティマに搭載されている2.4Lエンジンは日本製の物と中国製の物があるとのことでした。

で、その中国製のエンジンが良くないとのこと。
このRAV4も確認したら案の定中国製のエンジンでした。


お客様に不安を与えないように説明するのに一苦労しましたが、なんとか解決できました。

KTはどれだけオーバーホールしても構いませんが、RAV4のエンジンオーバーホールはもうしたくありませんねぇ。

ま、作業したのはネッツの整備士ですけど(笑)









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さて、安定した高い性能が売りのトニー系シャーシのお話です。

【モデル変遷】
2003年~2005年 トニーVENOX コスミックT8
2006年~2008年 トニーEVX   コスミックT11
2009年~2011年 トニーEVR   コスミックマーキュリー

VENOXがEVXに変わった時はかなり大胆な変更があり、さすがニューモデル!と感心したものでしたが、EVXからEVRに変わった時は、ん?なに?ドコが違うの?マイナーチェンジ?ってなくらい変更点は少なかったのです。

これは言い換えれば2006年モデルからすでにシャーシは完成の域にあり、大幅な変更をする必要がないとも読み取れます。
実際、レースでは常に好成績を上げていますし。

そんなトニーが満を持して投入してきた2011年モデル、大筋は今までの流れを踏襲するものの、目を引くパーツ変更がハンドルとフューエルタンク。

以前にも紹介しましたね。

2011年モデルからフューエルタンクは下側が広くなり低重心設計となっております。
一目みて感じたのが「あれ?この構造は燃料が減ってきたらエアーを吸うんじゃない?」ってこと。

不安は的中、津保川でのテストでは燃料が半分くらい入っているのにエアーを吸い始めました。

最初トニーにこのトラブルを相談したときは「そんな話は聞きませんけどね・・・」という答え。
しかし、発売から日数が経過するにつれて全国的にエア吸いの苦情が増えてきたそうです。

ご存じの通り、我々が通う津保川カートランドは日本一横Gのキツイコースです。
エア吸い問題を抱えるタンクには一番キビシイコースです。
そこを走る川口君のカートは日本一横Gを喰らうEVRRと言えます。

そのせいかトニーはデータが欲しいらしく、良く電話がかかってくるのですが(笑)

お互いいろいろフィードバックし合って出した対策が以下のとうりです。
EVRRをお持ちの方は参考になさってください。


【2011モデル新型燃料タンクの問題点】
タンク内のホースが固いこと。
吸い口が右側にあるため、右コーナーの多いコースではエアーを吸いやすいこと。
吸い口はフロント側にあるのが正しい。しかし、立て保管だと吸い口が後ろ側にきてしまう。そしてフロント側には戻りにくいということ。
給油キャップのネジ山が甘く、斜めに締めてもなんとなく締まってしまう。当然漏れる。

【対策】
タンク内のホースを柔らかい耐油ホースに交換する。
その際に若干ホースを短くする。
吸い口をコースによって左右入れ替える。
給油キャップは気を付けて締める。


上記対策でほとんどのコースでは問題が無かったそうです。
トニー的には「津保川でも大丈夫でした」という答えを聞きたいみたいですが、果たしてどうなることやら・・・

今度津保川へ行くときにまたテストしましょう。ご協力をお願いします。
川口君のEVRRが全国の悩めるトニー乗りに一筋の光明をもたらすことを願って。


むしろ、その光明が欲しいのはトニーカートジャパンかもしれませんが(笑)

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さて、立て続けにGPSの話題です。

沢田さんトコのブログで紹介されていたLAP+(ラプラス)ですが、
興味を引かれ私も調べてしまいました。
お互い顔も合わせていないのに情報が共有される。
ネットって便利~


まず、「LAP+」ラプラスと読むそうですが、ラブプラスと読んでしまった私は病気でしょうか?(笑)

それはさておきこのラプラス、解析ソフトはフリーでアンテナは汎用品でOKとのこと。
GPSアンテナ(ロガー)に汎用品があること自体初めて知りましたが。

どうやら基本の機能はデジスパイスと同等のようです。
つーか、バリバリ意識してる感じ(笑)

デジスパイスが 39375円(税込み)なのに対し、
ラプラスは汎用GPSロガー(1万円前後)+フリーソフトです。

コストパフォーマンスは圧倒的にラプラスが上。

両者を使い比べたワケでは無いので、これだけで優劣を決めることはできませんが、走行ラインの検証が1万円そこそこで出来るのならばラプラスは「アリ」のような気がします。


そもそも、データ解析ソフトで知りたいのは、なぜ?このラップは速かったのか?
なぜ?このコーナーで離されるのか?など・・・

とにかく「なぜ?」の理由が知りたいのです。
速い理由、遅い理由を知り、それを元に対策を練りたいのです。
それから、その対策の効果が有ったのか無かったのか?

コレを知るのに走行ラインの検証はかなり有効であると思います。
興味の沸いた方はコチラをどーぞ。

■□■LAP+ホームページ■□■


一生懸命パソコンとにらめっこしている人より、なんにも考えずに感性だけで走ってる人の方が速かったりして・・・

ま、そんなこともあるかも知れませんが「考える」ことがマイナスであるハズがないと信じましょう。




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さて、先日の記事の追記です。
ラップコムのオプション「GPSレシーバー」について。



例によってメーカーに「どーなのーコレ~?」
と質問責めを喰らわしました。

現状では(←ココ大事)コースマップ作成と任意の区間設定が出来る、との返答を頂きました。
デジスパイスのような走行ライン検証はできないようです。

実はGPS無しでもGセンサーによるコースマップ作成はできますから、
コースマップに関してはとりたてて騒ぐほどではありません。

区間設定にしても、ほとんどのコースには区間測定用にマグネットが数カ所埋設されていますので問題ない・・・

あれ?コレ、別にいらないんじゃ・・・

それでも、重大な発見を無理矢理に押さえ込み発注しました(笑)


イイコトもあるよ、きっと。

ホラ、Gセンサーによるコースマッピングは横Gからコーナーの曲率を計算するためテールスライドさせると不正確になりがちでしょ、ビシィとキレイなコース図が描けるよ。

おわらサーキットのようなマグネットの無いコースでも区間に分けて解析できるよ。

あとは、あとは・・・

・・・特に有りません。
どうもありがとうございました。


ま、とにかくラップコムの代理店としては使ってみないとイカンでしょ~
べ、別にアンタたちの為にテストするんじゃ無いんだからね!
勘違いしないでよね!

なんというツンデレ(笑)


冗談はさておき。
現状ではこんな感じですが、GPSデータロガーにおいて大事なのは解析ソフトの方です。
アンテナはアンテナとしてすでに完成していますので、
あとは解析ソフトがどんどん新しくなるのを期待しましょう。

テスト結果はまた後日お知らせいたします。









 

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さて、デジスパイスに続きもう一つGPSデータロガーのご紹介です。

新型ラップコム用オプション
GPSレシーバー 新発売!!
15750円(税込み)


単品のGPSデータロガーではなく、あくまでラップコムのオプションとしての発売です。

GPSレシーバーは発売されたのですが、解析ソフトが一部機能の制限されたベータ版なので未だ詳細は不明です。

当然ラップコムとしての機能はそのままに、デジスパイスに近い機能が実装されると思われます。

詳しいことが分かり次第またお知らせいたします。



各社から相次いで発売されるGPSデータロガーですが、本体はあくまでただのアンテナにすぎません。従って安価でコンパクトな仕様になっているようです。

大事なのはそれを解析するソフトの方ですが、こちらの方もどんどん新バージョンが発表されていくようなので心配はないようです。

あ と は ・・・

それを使う人間のスキルが大事だということですね。
ドライビングスキルは当然ながら、これからはデータを読み解くスキルも要求されそうです。

はたして使いこなせるのか?俺てっば!

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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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