北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
8月ももうすぐ終わりますね~
冗談のような暑さも朝晩は和らぎ秋の気配が漂います。
これから気温が下がってくるとタイムが上がるシーズンがやってきます。
しかし、コンディションはみんなに平等です。
その良くなったコンディションにいかに合わせ、タイムアップするかがカギです。
つまるところ、カートはドライビングであれ、セッティングであれ、その日その時のコンディションに合わせたモン勝ちですからね。
この「合わせる技術」の引き出しを増やすために練習するのですよ。
さて、今回はレインセッティングのお話。
とは言っても具体的なセットの話ではなく、「セット変更の仕方」のお話です。
レインセッティングこそ「合わせる技術」の集大成。
こんな時はこうするといったセオリーがたくさんありますが、
一番大事なのは「見極め」と「覚悟」だと私は思います。
「見極め」は文字通り今後の雨の量の推移を予測すること。
これくらいだろう、これくらいになるはず。
といった予測をしてそれに合わせたセッティング変更をすること。
「覚悟」はそのセットが外れても腹をくくって戦う覚悟です。
前回のレースではインターバルの30分間にドライからレインへと変化しました。
しっかりセット変更できたドライバー、中途半端なまま戦ったドライバー、悲喜交々でした。
それを見て思う所がありましたので、私ならこうする的な「セット変更の仕方」を書いてみます。
まずは選択肢を増やす。
見極めは後です。
当然レインタイヤの準備。スプロケ、プラグ、場合によってはハブの準備。
雨が降ったらコレを装着するよってパーツを準備します。
てか、これはレース開始前から準備できますよね?
空が怪しいと思ったらこれくらいは用意しておいた方がいいかもしれません。
見極め1回目
スリックレインなのか、レインコンディションなのか?
今後の方向性を決めます。
ですがタイヤはまだ履かせません。
スプロケの決定
レインコンディションではリアのギアを大きくするのが定石。
雨の量によって増やす枚数を考える。
路面回復を期待してドライのままの人もいるでしょう。
少しだけ大きくしてどちらにも対応できるようにするのもアリ。
スプロケを2枚がけしている人もたまに見かけます。
セット時間の短縮ができますのでコレも有効ですね。
見極め2回目
スプロケを決めたらもう大幅な変更はできません。
集合10分前には形にする。
雨が降り続いているようならここでレインタイヤを履かせます。
最終見極め
空が微妙な場合、ギリギリまでタイヤを悩みます。
その結果として、完全なレインセットでドライタイヤ装着ということも起こり得ます。
その逆も然り。
時間に余裕があれば今書いた流れでOKですが、往々にして雨は突然、ラブストーリーも突然にやってくるものです。
大事なのは優先順位を決めること。
時間的要因から変更できないセットもあるでしょう。
普段から自分の作業スピードがどれくらいなのか把握しておくことも大事ですね。
あわてて作業してどこかのネジが締まっていなかったとか、なにか装着し忘れたとかの無いように!
そして重量。レインタイヤはドライタイヤよりも軽い事をお忘れ無く!
BS SL07 ドライ4本 5.5kg
BS SL94 レイン4本 4.6kg
(タイヤのみ)
レインを履いたら燃料を多めに入れて調整してください。
あ、これも注意。ガソリンの重さは 1L で約 0.8kg です。水より少し軽いのです。
1.2Lほど余計に燃料を入れておかないと帳尻が合いませんよ。
余裕を持って作業し、余裕のためには幾つかの作業を捨てることも必要かもしれません。
勝負の本番はあくまでコース上。
気持ちを切り替えてグリッドに並んでください。
大事なのは「覚悟」です。
腹ぁくくって行ってこい!
冗談のような暑さも朝晩は和らぎ秋の気配が漂います。
これから気温が下がってくるとタイムが上がるシーズンがやってきます。
しかし、コンディションはみんなに平等です。
その良くなったコンディションにいかに合わせ、タイムアップするかがカギです。
つまるところ、カートはドライビングであれ、セッティングであれ、その日その時のコンディションに合わせたモン勝ちですからね。
この「合わせる技術」の引き出しを増やすために練習するのですよ。
さて、今回はレインセッティングのお話。
とは言っても具体的なセットの話ではなく、「セット変更の仕方」のお話です。
レインセッティングこそ「合わせる技術」の集大成。
こんな時はこうするといったセオリーがたくさんありますが、
一番大事なのは「見極め」と「覚悟」だと私は思います。
「見極め」は文字通り今後の雨の量の推移を予測すること。
これくらいだろう、これくらいになるはず。
といった予測をしてそれに合わせたセッティング変更をすること。
「覚悟」はそのセットが外れても腹をくくって戦う覚悟です。
前回のレースではインターバルの30分間にドライからレインへと変化しました。
しっかりセット変更できたドライバー、中途半端なまま戦ったドライバー、悲喜交々でした。
それを見て思う所がありましたので、私ならこうする的な「セット変更の仕方」を書いてみます。
まずは選択肢を増やす。
見極めは後です。
当然レインタイヤの準備。スプロケ、プラグ、場合によってはハブの準備。
雨が降ったらコレを装着するよってパーツを準備します。
てか、これはレース開始前から準備できますよね?
空が怪しいと思ったらこれくらいは用意しておいた方がいいかもしれません。
見極め1回目
スリックレインなのか、レインコンディションなのか?
今後の方向性を決めます。
ですがタイヤはまだ履かせません。
スプロケの決定
レインコンディションではリアのギアを大きくするのが定石。
雨の量によって増やす枚数を考える。
路面回復を期待してドライのままの人もいるでしょう。
少しだけ大きくしてどちらにも対応できるようにするのもアリ。
スプロケを2枚がけしている人もたまに見かけます。
セット時間の短縮ができますのでコレも有効ですね。
見極め2回目
スプロケを決めたらもう大幅な変更はできません。
集合10分前には形にする。
雨が降り続いているようならここでレインタイヤを履かせます。
最終見極め
空が微妙な場合、ギリギリまでタイヤを悩みます。
その結果として、完全なレインセットでドライタイヤ装着ということも起こり得ます。
その逆も然り。
時間に余裕があれば今書いた流れでOKですが、往々にして雨は突然、ラブストーリーも突然にやってくるものです。
大事なのは優先順位を決めること。
時間的要因から変更できないセットもあるでしょう。
普段から自分の作業スピードがどれくらいなのか把握しておくことも大事ですね。
あわてて作業してどこかのネジが締まっていなかったとか、なにか装着し忘れたとかの無いように!
そして重量。レインタイヤはドライタイヤよりも軽い事をお忘れ無く!
BS SL07 ドライ4本 5.5kg
BS SL94 レイン4本 4.6kg
(タイヤのみ)
レインを履いたら燃料を多めに入れて調整してください。
あ、これも注意。ガソリンの重さは 1L で約 0.8kg です。水より少し軽いのです。
1.2Lほど余計に燃料を入れておかないと帳尻が合いませんよ。
余裕を持って作業し、余裕のためには幾つかの作業を捨てることも必要かもしれません。
勝負の本番はあくまでコース上。
気持ちを切り替えてグリッドに並んでください。
大事なのは「覚悟」です。
腹ぁくくって行ってこい!
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