北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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さて、マグネシウム関連の話題の続きです。
トニーカート純正のマグネシウムホイールは2つの種類があります。

鍛造と鋳造です。


鍛造(たんぞう)4本で 68880円


鋳造(ちゅうぞう)4本で 47460円

漢字で書くとややこしいので鋳造(ちゅうぞう)はダイキャストと書きます。

鍛造は高圧で押しつぶしながら加工するため、同じマグネシウム素材を用いてもダイキャストより強度を得られます。

ダイキャストは溶かしたマグネシウムを金型に流し込んで成形するため、比較的安価に製造する事ができ、しかも細かいデザインの作り込みも可能です。
しかし、鍛造に比べて密度が低いため強度に劣ります。

トニーカートを新車で購入すると付属してくるのがダイキャストのホイールです。


かねてよりトニーの鍛造は良いと評判でしたが、なんせこのお値段。
ちょいと試しに買うには敷居が高すぎです。

ところが!
あるスジの情報によると、ウワサのあの人が購入したとの事。
こんど試しに貸してもらおーっと(笑)


でも、ホントに評判通り良いモノなのか?
ちょっと気になったのでトニーカートジャパンに聞いてみました。

私、メーカーの人にはなんでも聞いちゃうのです。
ちょっと答えにくい事もズバズバと。

「あの新製品ってどうなの?売れてるの?」
「え、まあソコソコ売れてますよ」
「で?どうなの?速くなるの?それ?」
「ま、まあ・・・一部では好評価を頂いてますよ」
「アンタだったら個人的に買うの?買わないの?」
「え・・・」

どのメーカーさんも自社製品をダメとは言わないし、自信を持っていても使い方次第では良くないようなパーツもありますから、得てして返答は玉虫色です。

しかし今回の返答は違いました。

「トニーの鍛造ホイールってどうなの?」
「かなりイイですよ。現在発売されているどのホイールよりも良いです。」

え?マジで?えらい自信持って言い切るじゃないの・・・

「でもそれってハイパワーエンジンやハイグリップタイヤに限ってのことじゃないの?」
「いえ、違います。KTなどのローパワーエンジン、SLタイヤでも十分に効果がありますよ。」
「具体的にどうなるの?」
「とにかくグリップ力がハネ上がります。初めて履いた方は大体驚かれますよ。」
「マジで?!」
「シャーシの基本セットがずれていなければ、トニーに限らず他のメーカーのマシンでも高い効果があるので、トニー以外でも履いてらっしゃる方は多いですよ。」


とまあ、こんなやりとりでした。

いつもは曖昧な答えしか言わない○○君がエライ歯切れの良い受け答え。
自社製品のPR分を差し引いてもかなりの性能が伺えます。

確かに鈴鹿のレースではトニー系はほぼ100%近く鍛造ホイールでしたし、他メーカーのマシンでも使っている人はいました。

中古でもかなりの高額で取引されているようですし・・・

ヤベ・・・
欲しくなってきた。
いや、でもさすがにこの値段は・・・



さて、この後私の取る行動は如何に?!
私を良く知る人には想像ついてるでしょうが(笑)









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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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