北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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明日は午後からカート日なのですがどうやら天気は悪そうです。
このままシーズンオフに突入してしまいそうです。
せめてあと1、2回は走りたいところなんですがねぇ。

さて、一応明日に向けマシンを整備です。
ダイちゃんマシンのブレーキは前コラムでも書きましたがココでさらに不具合を発見。



右が純正ボルトとバネ、左がホームセンターで用意したボルトと解体カートから外したバネです。

ボルトにはカラーが入っているのですがカラーの長さが違うのです。気にせず取り付けていましたがどうやらこの長さが違うせいでブレーキの踏力が均一に伝わらないようです。

そこでグラインダーでカット。これで大丈夫。なはず(笑)

バネの巻き数が違うのも気になりましたが、自由長は一緒だし、目一杯縮んだ時はカラーの方が長くなるので底突きの心配もなさそうです。

何ともハイブリッドな感じに仕上がりましたが作動に問題はなさそうなので、あとは実走行です。

前コラムでも書きましたがカートのブレーキはバネにより常に初期位置に戻ります。
パッドが減ってくるとローターとパッドの隙間がどんどん大きくなるのです。
そのうちブレーキが効かなくなるとのことです。
今までなぜ隙間が大きくなるとブレーキが効かなくなるのか考えたこともなかったのですが、
リターンスプリングを触っていて分かりました。
リターンスプリングが縮みきってカラーに当たるところまでが作動限界で
それ以上はローターを押さないのです。
つまり取り付け初期位置からバネがカラーに当たるまでの5mmほどがパッドの作動範囲
と言うことになります。
じゃあ、新品パッドは10mm以上あるのに5mm減っただけで交換しなくてはいけないのか?
いえいえ、そこはパッドの裏にシムを入れてパッド自体を底上げして調整してやるのです。
文章にするとわかりにくいですが、現物を触るとすぐわかると思います。

それからいろいろブレーキを触っているウチに気が付いたのですが、
ダイちゃんマシンと私のマシンはちょっと仕組みが違うようです。


私のコスミック

パッドの後ろにシムを入れて調整するタイプ



ダイちゃんのトゥルーリー

キャリパーの中心に初めからシムが入っているタイプ
この中心のシムを抜く事によってキャリパーの左右を近づける仕組みです。
ブレーキホースが豪華ステンメッシュ!私のは塩ビパイプです。

さてさて、明日の空はどうなることやら。
念入りに整備すればするほど天候が悪くなる気がいたしますが(笑)


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カートも売ってます。
どっちがメインか分かりません(笑)


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