北陸 富山のくるま売り、タイヤさえついていればなんでも扱います。現在はレーシングカートの話題が中心です。
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この週末に全日本カート選手権が鈴鹿にて開催されました。

雨で延期となったこの最終戦。結果だけ見ればTONY勢の圧勝にて幕を下ろしました。


今更言うのもアレですがトニーは乗りやすくて速いカートです。
マシン自体の対応力が高いので懐が深く、初心者が乗っても乗りやすいカート。
ベテランが乗ればさらに一段上のコントロールが可能です。

懐が深い = 勝負強いとも言えます。
懐が深いとは走行の幅が広いということ。それはパッシングにおいてアドバンテージになります。

トニーの唯一の弱点と言えば白人女性のように旬の美味しい時期が短いといったところでしょうか。
いえ、白人女性とねんごろになった事はありませんけど(笑)

私も最近トニーカートに乗り換えたところですが、楽にベストタイム付近へ到達できるという印象です。
誤解の無いように書き添えますが、トニーに乗ったからといってそれだけで1秒もタイムアップする訳ではありません。

走り方の幅が広がるのでいろいろな走行方法を試すことができる。
刻々と変化する路面状況に対応しやすい。
これがトニーの持ち味だと私は考えます。

事実、おわらサーキットでの私のベストタイムはCRGロードレベルで出したタイムですし。


乗りやすさがトニーの武器ならば、私の大好きなCRGの武器はなんでしょう?
(ちょいとゴマ擦っておかないとね)

自称蹴り出し信者の私としては、ズバッと入るフロントと誰かに押されてると錯覚するほどの蹴り出しがCRGの持ち味だと思っています。

ただ、コレを突き詰めるとピーキーになり過ぎるので、私はその持ち味を殺してマイルド方向に仕上げていました。

トニーはマイルド
CRGはピーキー
ざっくり言えばこのように認識しておりました。

それを踏まえて、踏まえまくって か ら の ~
CRG 2014年モデルのお話です。






2014年 KT1-X
オール30パイフレーム

A型変形フレームを採用してきたCRGがここに来てX型を採用。
何気にフロントメンバーの曲げも違います。

なんでもトニーのような乗りやすさを目指したとか。
先の全日本でもレーシングチームが走らせたとの事ですが鈴鹿では非常に評判が良かったそうです。

ブラックスターも同じくX型となり、今後はこの2台をメインに戦っていくそうです。

ぼくらのロードレベルはKZ(ミッションクラス)で高評価ではあるものの日本では受注発注となります。


で、変わったのはフレームレイアウトだけではありません。


ナイロンのフロントスタビが標準装備になります。
これ、オプションで買ったよ。


純正ホイールがソリッドタイプから穴あきタイプに変更。
トニーの穴あき使ってたよ。


ホイールハブが前後ともマグネシウム製に。
これは・・・うん。よく分からないな。
私は純正アルミハブで不満は無かったです。


ラッキングボス採用。
これも好みが分かれます。


2012年の一年だけ採用されたオフセットベアリングホルダー。
2013年に消滅しましたが、ホルダーのハウジングを変更して再登場。
私は旧来からの黒い丸形ベアリングホルダーの方が感触が良かったのですが、
ハウジングから見直してあるのでコレはこれで良いかもしれません。

そしてリアプロテクションがKG製の2点止めに。
イントレ純正と同じタイプです。

ナックルも従来製品とは角度が違うようですし、もはやフルモデルチェンジ並の変更です。




ルイスハミルトン LH1-X

今まではモモックスの扱いだったルイスハミルトン、今後はCRGジャパンでも販売していくとのこと。
カウルステッカー以外は KT1-X と同じです。

う~ん、黄色じゃないのね。


前評判はかなり良い2014年のCRGこれは目が離せませんね~

また新しい情報が入り次第またご案内いたします。







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